8月17日に開催されるUFC241では、ネイト・ディアスとアンソニー・ペティスがウェルター級マッチで対戦します。
ペティスにとってはスティーブン・トンプソンに勝利して以来となる2試合目のウェルター級マッチであり、一方のディアスは3年前のコナー・マクレガー戦以来となる試合です。
ところがペティスによると、UFCから持ち込まれた名前は当初マクレガーが候補として挙がっていたようです。
今週水曜日(日本時間木曜日)に行われたUFC241の公開練習でペティスは次のように語っています。
「最初はマクレガーで、マディソン・スクエア・ガーデンでやろうって感じだったんだ。するとその話がなくなって、その後でネイトが現れたんだ。だから私たちは様子を見守っていた感じだったよ」
「それから彼は契約にサインしたから、私たちがここにいることになったんだ!」
「(マクレガーとの試合については)ただ言われていただけだった。彼らはマディソン・スクエア・ガーデンで実現させたかったようだね」
最終的にマクレガーとの試合は実現しなかったペティスでしたが、ネイト・ディアスとの試合が決まったことには満足しているようです。
そして今後マクレガーと対戦したいかどうか尋ねられたペティスは次のように語りました。
「それは本当に重要なことではないんだ。なぜなら私はすでに世界で最高の戦いをしているからね。ネイトは間違いなくタフな選手だ。私とネイトの間には問題があったとしても、彼の試合は尊敬しているよ」
「彼はファンにとってお気に入りのファイターだ。彼は私と戦おうとしてくるだろうね。彼は15分間私のことを押さえつけて、こっそり判定勝ちしようなんてしないだろう。だから彼については尊敬しているよ」
またダナ・ホワイトも今週ラスベガスで開催されたコンテンダーシリーズ24終了後に、3年ぶりに登場するネイト・ディアスについて語っています。
ホワイトはディアスについて、問題児のような印象を受けるものの、実際には良い関係を築いていると主張しています。
「おもしろいね。ネイトについては別の日にもインタビューをしたんだよ。ネイトは良いヤツだ。彼は汚い言葉を使うような性格だけど、そういった言葉を実際には決して言わないよ。私がネイトの近くにいるたびに良いヤツだって感じるね。それにネイトとはいつも良い関係を築いてきた。個人的な付き合いだよ」
「彼はビジネスで取引するのは難しいが、個人的には良いヤツなんだ。ディアス兄弟については好きなことを言ってかまわないが、彼らが戦うと言えば、試合の契約に合意し、そして会場に現れて戦ってくれる。だから私には何の問題も感じていないよ」