UFC242のメインイベントでは、ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフが暫定チャンピオンだったダスティン・ポイエーを危なげなく倒して勝利を収めました。
この試合を見ていたミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーは、ヌルマゴメドフのことを非常に高く評価しています。
ポッドキャスト『Grange TV』に出演したウィテカーは、ヌルマゴメドフについて次のように語りました。
「ハビブがすぐに負けることはないだろう。私にはできないことだ。彼はダスティンを支配していた。ダスティンは素晴らしいファイターだよ。そしてみんなわかっているだろうけど、ハビブと戦った全ての対戦相手はハビブが何をしようとしてくるのかわかっていたんだ。彼らはわかっていた。だからダスティンもキャンプ全体を通して、レスリングのディフェンスに厳しく取り組んだと思うよ」
「ハビブは別格だね。心肺機能、繊細なテクニック、腕の耐久性、スタミナ、さらに私を非常に驚かせたのは彼のあごだ。彼はあごを左手でドンピシャに捉えればいいというダスティンの教科書を切り刻んだんだよ」
なおロバート・ウィテカーは、次回10月6日にオーストラリアで開催されるUFC243でイスラエル・アデサンヤとミドル級タイトル統一戦を行う予定となっています。