来週10月26日にはシンガポールで開催されるUFCファイトナイトでベン・アスクレン対デミアン・マイアが行われます。
UFC235でロビー・ローラーに勝利したアスクレンでしたが、UFC239ではホルヘ・マスヴィダルにわずか5秒で敗れたことからタイトル戦線から遠ざかることになりました。
アスクレンは『Submission Radio』でマイアとの試合がとても重要なものであると語りました。
「これは大きな試合だよ。もしここで勝利できなかったら、私は苦難に陥るかもしれないね。もし私がこの試合に勝てなかったら、階段をどんどん下っていくことになる。そうなるとは思っていないが、出場して殴り合ってからどうなるかは様子を見る必要があるね」
2017年には当時ウェルター級チャンピオンだったタイロン・ウッドリーに挑戦したデミアン・マイアでしたが、このときはウッドリーの陰で友人であるアスクレンが活躍していたようです。
「何年もの間デミアンを見てきたから楽しみだよ。タイロンが彼と戦ったとき、私は彼を偵察していたんだ。実際私はタイロンのために可能な限りリアリティにやろうと彼のスタイルをマネしたんだ。タイロンは27回のテイクダウンを止めたが、それはその試合のために私がデミアンのスタイルを非常に忠実にマネしたからだと思っている。でも彼は私が非常に尊敬している選手だよ」
「ウェルター級での彼の唯一の敗戦は、コルビー、マーティ(ウスマン)、タイロンだ。彼ら3人は全員かなりがっしりしたレスラーだ。だから彼は最高レベルのレスラーと戦っているんだ。他の誰であっても、彼は自分が本当にやろうとしていることをやり通すことができる。私は試合で起こるであろう多くのポジションに対して準備をしているんだ。テイクダウンのために飛び込むつもりはないけど、おそらく私はテイクダウンでトップポジションを確保するだろう。とても支配できるトップポジションになると思うし、上から多くのダメージを与えることができるんだ」
アスクレンはマイアに勝つことですぐにタイトル挑戦することはできないと理解しながらも、ランキングで上位に行けることからタイトル挑戦に近づくことができると考えています。
「タイトル挑戦権を手に入れることができるとは思わない。デミアン・マイアはUFCで10位にランクインしているが、この階級では最高の選手の一人だ。彼はタイトル戦でタイロンと戦った後、タイトル戦のためにマーティ(ウスマン)とコルビーの両方と対戦した。もしその前だったら、それはタイトルマッチから非常に近い領域だっただろう。でももしデミアン・マイアに勝てば、ウェルター級の上位に戻ることができると思う。そうすればランキングの上位選手に呼びかけることができると思っているよ。だからここで勝利することで、タイトル挑戦権を獲得できる領域にまで行くことができるんだ」