新UFCミドル級チャンピオンとなったイスラエル・アデサンヤですが、次の防衛戦に向かって進んでいます。
タイトル統一戦でロバート・ウィテカーに勝利したアデサンヤですが、次の防衛戦の最有力候補にはパウロ・コスタがいます。
コスタはキャリア13勝無敗の上に、UFC241ではヨエル・ロメロに判定で勝利しています。現在のミドル級ランキングではウィテカーに次いで2位となっています。
ところが次の防衛戦の相手はコスタではないようです。
アデサンヤにはケガで欠場中のコスタに代わって、別の相手を立てることをダナ・ホワイトが『The Schmo』のインタビューで語っています。
「彼は二頭筋の手術を受けたから8ヵ月間欠場する。しかし私たちは今、イスラエルと他の誰かが戦うように取り組んでいるよ」
またTwitter上でアデサンヤとライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズがやり取りをしていたものの、彼らのスーパーファイトは実現しないとホワイトは語っています。
「彼はタイトルを獲得したばかりだ。今すぐジョーンズとのスーパーファイトをするのは意味がない。自分の階級で戦うことができる選手がいるからね」
またライト級はハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンの試合が来年行われると予想されています。
ホワイトは2020年春頃までに実現するだろうと認めています。
「この試合は進行中だよ。間違いなく次に組まれる試合だから実現するだろうね」
さらにホワイトは、週末にデミアン・マイアに敗れたベン・アスクレンについても語っています。
UFCのデビュー戦で勝利したものの、7月のホルヘ・マスヴィダル戦に続いて2連敗となっています。
しかしホワイトはアスクレンに対して、UFCに多くのものをもたらしたと称賛しています。
「人々はいつも私たちの間に何らかの敵意があると考えていて、もし彼が試合に勝てなかったら私が興奮すると思っているんだ。私はベン・アスクレンが好きだよ。彼がこの3試合でUFCにもたらしたものには満足しているし、彼が次に何をするのか見てみよう」
「その試合は信じられないほど素晴らしかった。見るのが楽しい試合だったね。ベンはUFCに多くの宣伝効果をもたらしてくれた。みんな彼が入って来てから、彼が試合で何ができるのかを見ていたからね」
「ベンとマスヴィダルの試合は、彼がいたから今のマスヴィダルが作り上げられ、今週末(UFC244:ネイト・ディアス戦)に加わることができた。もしアスクレンがいなかったら、その試合は実現しなかっただろう」