昨年12月のUFC245でウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンに敗れたコルビー・コビントンですが、現在でも再戦するべきだと主張しています。
現在ウスマンは次の対戦相手としてホルヘ・マスヴィダルとのタイトルマッチが濃厚となっていますが、自分の方が相応しいと考えています。
コビントンは『MMA Junkie』のインタビューで次のように語りました。
「マーティ・フェイクニュースマン(ウスマン)との再戦を望んでいるよ。他にやるべき試合はないね。やり残したことがあるんだ。前回の試合がどうなったかというと、誰もが知っているように私が勝っていたのに、(レフェリーの)マーク・ゴダードが試合を止めるという愚かな決定を下した。あのときは5ラウンドでも10ラウンドでも戦えていた。一日中戦うこともできたし、疲れていなかったんだ」
もしウスマンとの再戦が実現しない場合には、タイロン・ウッドリーとの試合を望んでいると語っています。
「もしその試合ができないのであれば、唯一私にとって他の試合で意味のあるものといえば、タイロン・ウッドリーのキャリアを終わらせることだ。金欠になって誰かと戦いたいと懇願している彼を見ているが、ウッドリーの言うことは信じられないね。彼は3週間で3試合戦うと言っている。でも金欠な上に4年間で3回も戦っていないんだから、UFCはわかっていると思うよ。私はファンのためにビッグな試合をしたいと思っているが、意見を貫く姿勢は崩さない。(ウスマンと)再戦したいし、自分は再戦に相応しいと思っている。あの夜はどちらが勝ったのかは誰もがわかっていることだし、フェアな場所と有能なレフェリーを用意してくれれば、次は全く違う結果になるだろうね」
UFCは5月にUFC249をスタートした後、今後も継続してイベントの開催を行っていく予定です。
まだ次の試合が決まっていないコビントンですが、すでに戦う準備はできていると語りました。
「マジで今日戦える準備ができているよ。もし明日ウッドリーかウスマンとの試合があるなら、その試合に出場してこれまでで最高のコルビー・“カオス”・コビントンを見せれるだろう。ハードなトレーニングをしてきたから、12月以降で最も戦える状態にある。後味の悪さが消えないんだ。とても落ち込んでいるし、騙されたことに心を痛めているよ」