インタビュー・コメント

マックス・ホロウェイ「練習はZOOMで行っていた」

元UFCフェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイは、水曜日にハワイからラスベガスへと移動しました。

ところが空港でホロウェイがコーチに直接会ったのは数ヵ月ぶりのことだったようです。

すでにUFC251でのチャンピオンシップが決定していますが、トレーニングキャンプ中はジムへ行ったり、コーチと会ったりはしていなかったようです。またトレーニングパートナーも不在でスパーリングも行っていなかったようです。

その理由は新型コロナウイルスの影響により、外出が制限されていたことにあります。

ホロウェイは『ESPN』のインタビューで、トレーニングは自宅でZOOMを通して行っていたことを明らかにしています。

「全てZOOMを通して行っていたよ。もしジムにいることがバレたら、ロックダウンなどがあったから私たちみんな逮捕されていたかもしれない。もしジムに行っていたら、私にとってはその方が犠牲が大きかったかもね。彼らは私たちを捕らえることで、人々に恐怖を与えようとしていたんじゃないかな」

キャンプは大きな制限があったにもかかわらず、毎回のようにキャンプではケガをしていたことから、スパーリングを行わなかった今回はこれまでで最高のキャンプの一つであると語っています。

「常にケガはつきものだ。でも新しいケガはしていない。普段だとキャンプのたびに新しいケガをしているんだ。ただファイターなら、たいていはケガをしていないって言っているけどね」

ホロウェイはキャンプでのスパーリングについて、もはややる必要がないことを認識することができたと語っています。

「スパーリングは大好きだよ。でも今回のキャンプで目が覚めたんだ。もはやスパーリングをする必要はない。パンチやキックの方法を知っているし、それらを組み合わせるやり方も理解しているからね」

昨年12月のUFC245でヴォルカノフスキーにフェザー級タイトルを落とすことになったホロウェイですが、今でもまだチャンピオンのつもりでいると語っています。

「正直言って、何も変わっていないよ。まだ自分がチャンピオンだと感じているし、チャンピオンのように愛されている。だからチャンピオンのような試合をしないといけないね」

なお今週金曜日の夜にUFCのファイターやスタッフは、ラスベガスからのチャーター便でファイト・アイランドのあるアブダビへ向かうことになるということです。