インタビュー・コメント

レオン・エドワーズ「マスヴィダル対ディアスは意味がない」

ウェルター級ファイターのレオン・エドワーズは、昨年3月のUFCロンドンでホルヘ・マスヴィダルとの口論があって以降、対戦を求めているものの実現していません。

そしてマスヴィダルは昨年11月にネイト・ディアスとの試合でBMFタイトルを獲得し、さらに来年1月にはディアスとの再戦の噂まであります。

エドワーズは『Submission Radio』に出演し、マスヴィダルの動向に苛立っていると明らかにしました。

「それが迷惑なところだと思っているよ。UFCは私たちの試合を望んでいるし、特にホルヘとの試合はね。彼がUFCに対して、私がタイトルを獲得しない限り、私とは戦わないと言ったのは知っている。でも彼だってタイトルに挑戦するためにトップ5にいる誰かと戦う必要があると思うけど、実際彼はそうしていない。だからイライラさせられるよ。UFCも私もそれを望んでいるが、他の連中は私がハードな試合をするし、私に負けたくないからと言って断っているんだ。だからどうなるかわからないよ」

マスヴィダルはエドワーズとの試合に興味を持っておらず、ディアスやベン・アスクレンといった有名な選手との試合を好んでいます。しかしエドワーズは、マスヴィダルがディアスと再戦する意味は全くないと主張しています。

「私と彼ならビッグファイトになると思う。だから理解できないね。彼が最初にディアスと戦ったとき、3ラウンドの間ずっと彼は圧倒していた。だからやる意味がどこにあるのか理解できないんだ。彼はディアスを滅多打ちにしたんだから次へ向かうべきだ。奇妙な状況だよ。でも彼らには好き勝手にさせるんだろうね」

エドワーズは1年以上も試合ができておらず、最後に戦ったのは昨年7月のドス・アンジョス戦になります。UFCでは現在8連勝中で、ウェルター級ランキング3位にいます。

イギリスを拠点にするエドワーズは、パンデミックの影響から試合が組まれにくい状況にあるものの、チャンピオンを目指すことは変わらないと語っています。

「たとえ私がこのスポーツにおけるビッグネームではないとしても、トップ5の一人として相応しいと思っているよ。だから3月からUFCに出場して評判を高めようとしているんだが、ロックダウン中は大変だったよ。ランキング15位までに入っている選手はみんなアメリカを拠点にしている。トップ15位の中でイギリスにいるのは私だけだ。だからUFCにとってアメリカを拠点とする彼らをマッチメイクするのは簡単なことなんだ。それでフラストレーションがたまっていたし、イライラしていたよ。でもそのときが来たらチャンピオンになれると信じているから全く問題ないね」