先月行われたUFC253では、ヤン・ブラホビッチがドミニク・レイエスに勝利してUFCライトヘビー級タイトルを獲得しました。
新チャンピオンとなったブラホビッチは早速元チャンピオンであるジョン・ジョーンズに対戦を呼びかけました。
ジョーンズはライトヘビー級タイトルを返上した後、将来的にヘビー級への転向を示唆していることから、ブラホビッチとの試合には応じないと予想されており、次の挑戦者はグローバー・テイシェイラ対チアゴ・サントスの勝者になる可能性があります。
しかしブラホビッチは『Submission Radio』に出演し、ジョーンズとの対戦を諦めていないことを明らかにしています。
「私にとっての最高の相手はジョン・ジョーンズだ。でもこれは現実的ではないと思う。実現しないだろうから、次の対戦相手はテイシェイラとチアゴの勝者になるんじゃないかな。でもアデサンヤも本当に良い選手だ。だから様子を見ることになるだろう。少し待つ必要があるが、個人的にはジョン・ジョーンズがベストだよ。私がコーリー(アンダーソン)をノックアウトした後、彼は戦うことを約束してくれたし、彼のことを待っている。いつかどこかで彼と戦うことができると信じているよ」
「ドミニクとの試合で私がやったことを見ていただろう。彼は私に負けたくないから逃げたんだ。そうに違いない。だから恐れてヘビー級に行くつもりなんだ。伝説的なポーリッシュ・パワーを恐れているんだろう」
また最近ではジョーンズに対してミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤも舌戦を繰り広げています。
アデサンヤとの対戦の可能性について聞かれたブラホビッチは、戦うことは可能であるとし、アデサンヤはパワーの違いを感じるだろうと語っています。
「彼が挑戦することはできても、そうしたところですぐに元の階級に戻ってしまうだろうね。彼が私と戦ったらそうなってしまうだろう。ルーク・ロックホールドと同じようにね。みんな私のことを楽勝だって思っているんだろう。私はイージーファイターだと思われているが、ケージのドアが閉まれば私のパワーを感じるんだ。それで全く違うファイターになる。私のような選手とは戦ったことがないだろうけど、それを肌で感じることになるだろうね」
ブラホビッチはジョーンズと戦うためにヘビー級へ転向するつもりはなく、あくまでもジョーンズが長年キャリアを築いてきたライトヘビー級で戦いたいと語りました。
「ベルトはすでに手に入れたが、単に彼を倒したいだけなんだ。彼はまだ一度も負けたことがない。実際に負けたのは一度あったが、それは失格だからカウントされない。ライトヘビー級で彼を倒したいね」