UFC254でジャスティン・ゲイジーに将来したライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、キャリア29勝となり無敗を保ったまま引退することを発表しました。
これまでパウンド・フォー・パウンドランキングでトップになることはありませんでしたが、UFCが新たに更新したランキングでは、これまで1位だったジョン・ジョーンズを抜いて、ヌルマゴメドフが1位となっています。
ヌルマゴメドフは試合後のインタビューで、「UFCに頼みたいことはひとつだけ。パウンド・フォー・パウンドの1位を俺にすること。それだけのことはやってきたし、無敗のライト級王者なんだ。UFCで13勝0敗。MMAキャリアは通算29勝だ。自分にはそれがふさわしいと思っている」と自身をトップにするように求めていました。
ただしヌルマゴメドフは引退を表明しているため、USADAの検査を受けなければUFCへの出場資格がなくなり、近い将来ランキングを外れる可能性があります。
またUFCのダナ・ホワイトは試合後にヌルマゴメドフが試合の3週間前に足を骨折していたことを明らかにしていましたが、ヌルマゴメドフはInstagramのストーリーで足を骨折していたX線写真を公開しました。
Khabib Nurmagomedov shared an X-ray and picture of his broken toe, both of which were taken just a few weeks before his fight with Justin Gaethje ? (via @TeamKhabib) pic.twitter.com/XLETQVJWDq
— Chamatkar Sandhu (@SandhuMMA) October 27, 2020
投稿されたのは10月7日のX線写真で左足の薬指が骨折していたようです。
なお現在のパウンド・フォー・パウンドランキングは以下の通りです。
1位:ハビブ・ヌルマゴメドフ
2位:ジョン・ジョーンズ
3位:イスラエル・アデサンヤ
4位:スティーペ・ミオシッチ
5位:カマル・ウスマン
6位:アレクサンダー・ヴォルカノフスキー
7位:ダスティン・ポイエー
8位:マックス・ホロウェイ
9位:ピョートル・ヤン
10位:ジャスティン・ゲイジー
11位:コナー・マクレガー
12位:ロバート・ウィテカー
13位:トニー・ファーガソン
14位:デイブソン・フィゲイレード
15位:フランシス・ガヌー