12月19日のUFCファイトナイトでは、レオン・エドワーズ対カムザット・チマエフの試合が行われます。
現在8連勝中でウェルター級ランキング3位にいるエドワーズですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、昨年7月から試合を行っていません。
対戦するチマエフはランキングに入っていないものの、キャリア無敗を誇っており、UFCでは現在3連勝中となっています。
エドワーズは『MMA Fighting』のインタビューで、UFCがチマエフを猛烈にプッシュしようとしているとし、それをモチベーションにして試合に臨むつもりだと語りました。
「タイトル挑戦以外だと、彼の試合が最も大きなものだと考えている。マスヴィダルも良い試合だっただろうけど、彼は試合を断ったんだ。だからこれが自分に考えられる最大の試合だよ。UFCやダナは彼のことが大好きだ。みんなは彼が倒されないと思っている。私が試合で彼を倒したら、彼らが次に私にタイトル挑戦権を与えてくれるかはわからない。それでも9連勝することになる。そうつながると信じているよ」
「ダナはとにかく彼が勝つことを祈っているのは知っているけど、彼の手には終えないだろう。以前他の選手でも同じことがあったんだ。キャリアで1度や2度良い形で勝利した選手を、UFCはすぐにトップに押し上げたものの、結局はやられてしまった。ボクシングのように、有望な選手ならばゆっくりと育成し、秘訣を学ばせることで逆境を乗り越えることができる。彼らは他にも多くの選手にそうやってきたんだけど、上手くいかなかったね」
「これが私のモチベーションになるんだ。自分のやるべきことだって理解しているよ。彼らがこの選手に投資しようとしていることはわかっている。これをモチベーションにして、なぜ私が8連勝しているのか、なぜ私が世界でベストな選手だと考えているのかを再び示すために利用するんだ。深く考えすぎないようにしているよ。ただモチベーションとして利用するだけだ。世界チャンピオンになるという目標を達成するために頑張り続けるよ」
またエドワーズは2019年3月のロンドン大会のバックステージでマスヴィダルと衝突したことを今でも忘れないと語り、タイトルを獲得した後でマスヴィダルと戦うつもりだと主張しています。
「もし私がタイトルを手に入れれば、マスヴィダルはこれ以上言い訳ができなくなる。彼はあらゆる言い訳を使って私と戦わないようにしてきたから、まずはタイトルを手に入れたいと思っているよ。これまでに少し話し合いはあったが、彼は断り続けているんだ。私の何が問題なのかわからないよ。彼は自分のことを“BMF”だと言っているが、いつも試合を断っている。これは彼にとってビッグファイトだけど、過去に起きたことと同じだよ。つまり話題にはなっているが、彼は戦わないと言い続けているんだ。無理に戦わせることはできないからね」