インタビュー・コメント

ポール・フェルダー「負けたけど満足している」

週末に行われたUFCファイトナイトでは、ハファエル・ドス・アンジョスがポール・フェルダーを判定で下して勝利しました。

当初はイスラム・マカチェフが出場予定だったものの直前に欠場が決まったことから、試合5日前にフェルダーが出場することになりました。

フェルダーは直前に試合を引き受けただけでなく、4ヵ月間MMAジムに足を踏み入れていなかったことからギリギリでの準備となりました。

それに加えて体重を作ることは簡単ではなく、試合前に計量について自信を示していたものの、試合後の記者会見でフェルダーは言うほど実際に155ポンドを作るのは簡単ではなく、発言はただのプロモーションだったことを明らかにしました。

「満足しているよ。この試合を受けたのは本番5日前だった。本当のことを言うと、体重を作るために3日しかなく、全てが終わった今はウソをつくのをやめて正直に話すよ。試合後のマイク(マイケル・ビスピン)のインタビューでも少し話したが、みんなが思っている以上の体重だったんだ。トライアスロンのトレーニングで上り坂を1時間5分のランニングして、何も飲まずに走った後の体重が178ポンドだった。月曜日の朝に起きたときの体重はおそらく少なくとも182~183ポンドだったと思う。だから月曜の朝は180ポンドだと言ったんだ。そして月曜日の180ポンドから156ポンドまで落として金曜日に計量を行ったんだよ」

2月にダン・フッカーに敗れた後、フェルダーは引退の可能性を示唆しており、ドス・アンジョスとの試合が決定するまで次の予定はありませんでした。

フェルダーはドス・アンジョスとの試合が再び活気を取り戻すきっかけになったと語っています。

「理想を言えばもう少しやりたかったね。ショーン・ブレイディやフィラデルフィアにいる他のみんなと話していたし、もちろんデューク(ルーファス)ともね。今週はフィラデルフィアでもミルウォーキーでも腹を割って話してきた。もう一度刺激を受ける必要があったんだ。モチベーションを上げる必要があって、電話があったときにマネージャーのバトラーや恋人のクリスティーンにも相談していろいろ考えてみたけど、今はチャンスを得てここにいる。負けはしたけど、もっと上手くやれていれば勝つことができた気がするよ」

フェルダーは今回は引退を考えていないことから体が回復できたら次の試合に向かう準備が出来ているとし、「すぐに戻って来るよ」と語っています。