インタビュー・コメント

スティーブン・トンプソン「マスヴィダルとの再戦を望む」

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、スティーブン・トンプソンがジェフ・ニールを判定で下して勝利を収めました。

試合は終始トンプソンが圧倒していましたが、もっと良い結果になると期待していたようです。

トンプソンは試合後のインタビューでニール戦を振り返っています。

「もっと彼を打ちのめせると思っていたよ。彼は前に出てくるタイプの選手だし、プレッシャーをかけてくる多くの選手とは結局やり合うことになる。彼とは多少やり合ったけど、彼は守ったままだったし、引っ張り出すことができなかったね。いつもはもっと動くから彼がイライラしているのが伝わってきたし、そういう人たちはたいてい悪い状況に陥るから、それを上手く利用することができる。でもそうはできなかった。彼は良い感じでタイトに保ってたし、指摘されてからは勝利のために前に出てきたね」

またスティーブン・トンプソンは、次の試合についてはホルヘ・マスヴィダルとの再戦を望んでいます。

マスヴィダルはネイト・ディアスに勝利してUFCからBMFタイトルを授与されましたが、トンプソンも昨年末に『ESPN』のジャーナリストであるアリエル・ヘルワニからNMFタイトル(NicestMotherF * cker)を受け取りました。

お互いにベルトを保持していることから、トンプソンは試合後のインタビューで次のように語っています。

「上を目指しているよ。NMF対BMFがやりたいんだ。それを実現させよう。スティーブン・ワンダーボーイ・トンプソン対ホルヘ・マスヴィダル2をね」

「もし彼がウスマンとの最初の試合に勝っていたら私との試合に興味を持っていただろう。彼は私と防衛戦をしたいと言っていたからね。信頼を取り戻したいと思っているんだろう。彼は私に前に進むために奮い立たせてくれるんだからどうかしてるよ。以前私がUFC217で彼を倒したが、今ではUFCで最も人気のある選手の一人になった。私よりもランキングで上位にいるからね。最初に戦った試合は良いショーになったと思ったけど、なぜもう一度やろうとしないのか?」

なおトンプソンは松葉杖を使って現れ、足をケガしていると言及しています。筋肉が断裂している可能性も示唆していたものの、今後足のケガの具合を調べるために検査を受けることになるようです。