元ベラトールチャンピオンのマイケル・チャンドラーは昨年UFCと契約し、今月のUFC257ではダン・フッカーとのデビュー戦を迎えることになります。
チャンドラーがUFCと契約して以降、初戦の相手が注目されており、トニー・ファーガソンやジャスティン・ゲイジーなども噂されてきました。
最終的にはUFCライト級ランキング6位のフッカーとの対戦に決定したものの、チャンドラーは警戒感を強めています。
チャンドラーは今週行われた『ESPN』とのインタビューで、フッカーについて次のように語りました。
「私が言いたいのは、ダン・フッカーはUFCランキングの序列のせいで、注目されている選手には含まれていなかったということだ。私が入ってきたときに、UFCはすぐに私の実力を試したがっていた。その相手にはファーガソン、ポイエー、オリベイラのように、この階級の1位~4位にいる選手たちがいた。当然ながらハビブは別だよ。だって彼は今セミリタイアしているし、何をしているのかわからないからね。でもこれらの選手は彼らが私にブッキングさせようとしてたのであって、ダン・フッカーが手強い相手ではないということにはならないね」
「はっきり言って、彼はトップにいる選手たちと比べてフィジカル的にも特性的にも最もタフな相手の一人かもしれない。フッカーよりもポイエー、ゲイジー、ファーガソンの方が自分にとっては良いマッチアップになると思う。だが結局のところ、トップを獲るためにUFCと契約したんだ。トップに立つためにはUFCのオクタゴンの中で戦わなければならないからね」
同じUFC257のメインイベントでは、コナー・マクレガー対ダスティン・ポイエーが行われます。
チャンドラーはデビュー戦の相手としてマクレガーの名前は挙がらなかったものの、将来的に対戦して勝つチャンスもあると語っています。
「もちろんそのストーリーラインに自分も加わりたいね。当然彼と戦いたい。コナーとは非常に相性が良いと思うかって?もちろんだ。私にはレスリングの経験に加えて、打撃とテイクダウンを織り交ぜてペースを握る力がある。自分はコナーにとって最悪な存在になると思うが、彼がやってきたことには敬意を表しているよ。コナーはずっと真価を発揮し続けていると思っているからだ」