週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、デリック・ルイスがクリス・ドーカスを相手に1ラウンドノックアウトで勝利しました。
メインイベントは5ラウンドマッチになるものの、ルイスは長い試合はやりたくなかったことから早い段階でのフィニッシュを狙っていたと言及しています。
そして1月22日のUFC270ではフランシス・ガヌー対シリル・ガーヌによるヘビー級タイトル統一戦が行われるものの、もしどちらかが欠場することになった場合、ルイスは受け入れるつもりはあるようです。
ルイスはUFC270について試合後の記者会見で次のように語っています。
「セミメインイベントになるならね。どうなるだろう。5ラウンドはもう嫌だと言ったばかりだ。でもお金が欲しんだ。そうだね、準備は出来ているよ。多少はね」
もし1月のUFC270で声がかからなかった場合、ルイスは2月のUFC271に出場することは良いことだとしています。
ルイスの地元であるヒューストンで開催されるものの、やはり5ラウンドマッチを行うことはしないと断言しています。
「もし3ラウンドならいいね。でも俺はメインイベントは務めない。気にしていないよ。誰かが俺の街でメインイベントをやればいい。それで問題ないよ」
またルイスはこの試合でUFC記録となる13回目のノックアウトを達成しました。
これまでのノックアウトでどれが好きかと聞かれると、ルイスは負けていたにもかかわらず残り10秒でノックアウトしたヴォルコフ戦を挙げています。
「(UFC229の)ヴォルコフをノックアウトした試合が好きだね。かなりピンチに強いんだ。俺はずっとやられていたが最終ラウンドで良い結果になった。それに彼はロシア人で、アメリカ人がロシア人を相手に戦う。俺はロッキーの映画が大好きなんだ。ロッキーもそういう闘い方をしている。試合中ずっと殴られっぱなしなのに、音楽が鳴り始めて妻が叫び出すとノックアウトだ。だからその試合もまさにそんな感じだったし、完璧だったね」