ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤは、今週末のUFC271でロバート・ウィテカーとの防衛戦が決定しています。
ところが試合の契約書にはサインしないまま会場となるヒューストンに到着していたようです。
アデサンヤは今週行われたメディアデーで、最終的に新たにマルチファイト契約に合意したことを明らかにしました。
「俺はUFCが大好きだ。以前からこの会社にい続けたいと思っていた。ようやく合意に至ったことが嬉しいね。ちなみに今週この試合に向けてサインしたばかりなんだ。詳しくはまた話すけど、この合意に至って良かったと思っているし、いい仕事ができる関係でいられることが嬉しいよ。今は色々なことが起きているけど、これが他の選手にも波及すれば会社にとって素晴らしいことだと思う。ただ焦っちゃだめだね」
新しい契約に関する金額や期間など詳細は明らかにしなかったものの、アデサンヤは自身がコナー・マクレガーに次いで2番目に高い報酬を得ている選手だと考えているとしています。
「俺が知りたいのは会社にとっての俺の価値だ。価値を過小評価することはできない。もしそうならバカにしているようなものだからね。俺はこの会社に労せずともたくさんのものをもたらしてきた。俺はナイジェリア人だし、全国民に注目されている。3人のキングはアフリカ大陸を背負っているし、それを胸に抱いているんだ。オセアニア地域も我々を見ているね。俺は本流と簡単に渡り合える人間なんだ。それだけの魅力があるってことだよ」
「UFCがそれを理解し始めているのは嬉しいことだ。彼らはすでにそれをわかっていた。ダナは最初からそれがわかっていたよ。俺はUFCとの契約を裏でこっそりやっている人間だけど、新しい契約に合意したことを嬉しく思っている。この効果が他の選手にも波及するのを楽しみにしてるよ」