3月5日のUFC272のメインイベントでは、ホルヘ・マスヴィダル対コルビー・コビントンが行われます。
この試合はノンタイトル戦になるものの、5ラウンドマッチとしてペイパービューのメインイベントを務めることになります。
マスヴィダルは『MMA Junkie』のインタビューで、かつては友人でありトレーニングパートナーでもあったコビントンについて次のように語っています。
「俺のスター性について、彼は間違いなく自分の手柄にしようとするだろうね。彼の全ペイパービューを合わせても50万件を突破したことはないと思う。誰が売ったかなんて言わなくても、みんなわかっているだろう。間違いなくそれは俺のスター性によるもので、彼とは関係がないんだ」
マスヴィダルはコビントンに勝つことで、再びタイトル戦への道が開けることになると語っています。
「彼はランキング1位にいるんだから、何か違いがあるはずだろう?あのランキングはでたらめだと思うけど、彼は1位にいるわけだし、俺はそれを否定することはできないよ。もし俺が1位なら俺を否定することはできない。ただそれだけだ。起こるべくして起こるわけだが、タイトルへの道は俺が間違いなく求めているものだよ」
コビントンはセントラル・コミュニティ・カレッジで元UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズとルームメイトでした。
しかしコビントンがジョーンズなど周りの人に対する悪口を言っていたことで、マスヴィダルはそれがコビントンの性格を表していると語っています。
「彼はジョン・ジョーンズとはたくさんの問題があった。彼はいつもジョン・ジョーンズの悪口を言っていたよ。ウッドリーや俺はずっとその場にいたんだ。彼らとは大学で一緒だったわけではないが、ウッドリーが彼を連れてきた。4週間一緒に練習するだけで、アマチュアの彼に週1,000ドルとかとんでもない金額が支給されていた。スポンサーも食事も提供したのに、彼はウッドリーの悪口を言っていたんだ。この男がみんなのことをそんな風に言って回っているなら、それが彼なんだと思うよ。彼が尊敬する人なんていないんだ」
「俺はもう少しずつ彼から身を置こうって感じで離れていった。そして俺が完全に離れる前に、彼は俺のコーチを裏切ったんだ。約束の金を払わず、そのときからこの男を痛めつけてやろうと思っていたよ」