インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフが無観客でも開催するべきだと主張する

UFCは今後直近で開催される予定だったUFCファイトナイトの3つのイベントを無期限に延期することを決定しました。

しかし現時点では4月18日にニューヨークのバークレイズセンターで開催予定のUFC249は続行されることになっています。

ニューヨークも新型コロナウイルスの感染拡大により、バークレイズセンターでの開催はなくなっている状況ですが、ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは試合が行われるならどこへでも行くつもりのようです。

ヌルマゴメドフは今週火曜日(日本時間水曜日)にInstagramライブで次のように語りました。

「正直言って気にしていない。もしアメリカで試合が行われるなら、私はすでに1ヵ月半ほどここにいるからそれは良いことだ。トレーニングしてきたし、試合まで約1ヵ月間だからアメリカで戦えるなら非常に良いことだね。でももしそうでなくてもどこでも構わない。気にしていないよ」

ヌルマゴメドフは無観客でもイベントを行うべきだと主張し、ファイターや関係者など100人いればペイパービューによってイベントを成り立たせることが可能であると語っています。

「最も重要なことは健康でいることだ。私たちや家族が健康でいるなら、これが今最も重要なことだ。私たちは自分たちのことを気にかけなければならない。しかし健康的でいるならば、このイベントでは13試合が組まれている。26人のファイターとそのコーナーにいる人たちが関係してくる。もし彼らが健康的で、ショーに必要なジャッジやアスレティックコミッションなどUFC関係者がいるならば、アリーナ内には最大100人が必要だ。アリーナをクローズして、100人の健康的な人たちが中に入ればショーができる。カメラを入れてペイパービューを行えば、私たち全員がお金を稼ぐことができるんだ。それによってみんな戦えるということだ」

「検疫を受けて家にいる人たちも試合を見て楽しむことができる。ファイターたちはアリーナに行って仕事をする。この試合を行うためには最大100人が必要だと思う。1つのアリーナと100人の健康的な人たちがいて、数台のカメラを置いて世界中に配信する。これは史上最高のライト級ファイター2人による試合だ。非常に重要な戦いだよ」

ヌルマゴメドフは、自分とファーガソン以外にもライト級には多くの実力者がいることから、まずはファーガソンと戦わなければいけないと主張しています。

「私は12月からトレーニングキャンプを行っている。1月、2月、そして3月になった現在も試合が実現することを願っている。ライト級ディビジョンは動かなければならないから、これは非常に重要な試合なんだ。動く必要がある。私が望んでいるわけではない。現在ライト級ディビジョンには6~7連勝している選手が数人いる。多くのコンテンダーが待っているんだ。ライト級ディビジョンを止めたくはない。私たちはトニー・ファーガソンと戦って、次の相手が誰になるのかを知る必要があるんだ」

「これは私だけでなく、UFC、ファン、ライト級ディビジョンにとって非常に重要なことだ。だから私は彼と戦いたいんだ。私たちは戦わなければならない。昨日ダナ(ホワイト)と話をして、彼らは今後数日間この試合を行うためにできる限りのことをするつもりだと言っていた。どうなるかそのうちわかるだろう。数日後にダナは私たちに新しい場所を送ってくれるだろうね」

UFC249の新たな開催場所がまもなく決定することになるのかもしれません。