インタビュー・コメント

ファーガソン「ヌルマゴメドフはタイトルを剥奪されるべき」

UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、4月18日に開催予定のUFC249への出場を見送り、ロシアで家族と一緒にいる決断をしました。

しかしメインイベントで対戦予定だったトニー・ファーガソンは、ヌルマゴメドフの決定に納得していません。

ヌルマゴメドフがInstagramで声明を発表した後、ファーガソンは『ESPN』のインタビューに答え、ヌルマゴメドフはこの試合を逃げだしたのだからタイトルを剥奪されるべきだと主張しました。

「非常に腹が立ったね。実際に厳しい時期を過ごしている他のみんなのためにもより強く感じている。少し頭にきているよ。彼はここに留まるチャンスがあったんだ。アブダビにいた彼は、ロシアの国境が閉ざされる前に戻って来るチャンスがあった。ダゲスタンに戻ることに決めたが、キャンプを終えていない。ヤツは戦いたくないんだ。怯えて逃げているだけだ。タイトルを剥奪されるべきだね」

「状況が全く異なるものにならない限り、私はいつでもどこでも戦うし、誰よりも戦いたい気持ちを持っている。この試合はハビブとの試合だ。誰もがこの試合を望んでいる。彼がやりたかったことはわかっているよ。彼がここにいて、彼の家族はダゲスタンに帰っていたが、彼にはチャンスがあったし、UFC209でも全く同じことをしていた」

「彼は減量が上手くいっていないことがわかっていたんだ。体重を減らすのに苦労していると言っていた。私にとって彼は逃げているだけだね。彼は逃げたんだ。彼はこの試合をするために何ができるのかわかっていたはずだ。彼はチャンスをつかみたくなかったんだ。誰もが実現しようと危険を冒している。説明するのは難しいが、彼は逃げだしたんだよ」

現在ファーガソンの新たな対戦相手としてジャスティン・ゲイジーやダスティン・ポイエーなどが噂されていますが、現時点ではまだ決定していません。

しかしファーガソンは、ヌルマゴメドフやコナー・マクレガー以外の相手と戦うつもりがないようです。

「ハビブであろうとコナーであろうとヤツらを殴れるのは大賛成だ。でもすでにトップ5の選手を順番に倒したのに、今度は彼らが私にリセットを求めてきた。彼らはもう一度トップ5のヤツらと戦わせようとしているんだよ?そうすべきだとは思わない。自分はすでにチャンピオンなのだからね」