インタビュー・コメント

マスヴィダル「6日間で20ポンドの減量は大変だった」

UFC251のメインイベントでは、カマル・ウスマンとホルヘ・マスヴィダルがウェルター級チャンピオンシップを戦います。

今週金曜日にはすでに公式計量を終えており、6日前に試合が決定したマスヴィダルも無事に規定体重となる170ポンドをクリアしました。

計量後のメディアスクラムでマスヴィダルは減量についてコメントし、6日間で20ポンドを落としたことを明らかにしました。

「6日間で20ポンド(約9kg)だ。俺が言えるのはそれだけだよ。大変だったね。でもやり遂げたよ」

またマスヴィダルは土壇場で試合が決定したことに懸念があるかどうかと聞かれたとき、次のように語っています。

「俺の目の前にいる相手は手なずけることができるから、そんなことは考えたこともなかったよ。減量中は最初苦しかったが今はもう大丈夫だ。体重も作れたし、すでに水分や食べ物も摂取した。まもなくパーティタイムが始まるよ」

これまでマスヴィダルはUFCからの報酬に不満を示してきて、それによってウスマン戦の交渉がまとまりませんでした。

最終的にウスマンとの試合に合意したマスヴィダルですが、交渉における若い選手に対してのアドバイスを語りました。

「それに答えるには5分以上は必要だが、手短に答えよう。信念を曲げないようにして悪魔に支配されないようにしないといけない。時間がかかったが抑圧者の好きにはさせないよ。もし彼らが自分の望む金額を提示しなかったら、俺は今頃マイアミにいて、ソファーに座りながらお寿司を食べてゲームをしていただろう。彼らが相応しい金額を出してくれたからこそ、俺は今ここにいるんだ」

「これからの若い選手に言えるのは、自分の価値を知るべきだってことだ。多くの若い選手は自分の価値を知らない。でも彼らは悪くない。俺が19や20歳のときだって自分の価値を知らなかった。誰かが2000ドル(約21万円)をくれたらゴリラを殺していただろう。これからのヤツらは大変だけど、俺が彼らに言えるのは自分の価値を知って信念を曲げないようにすることだね」