インタビュー・コメント

ミオシッチが小さなケージで戦うことについてコメント

8月15日のUFC252では、スティーペ・ミオシッチ対ダニエル・コーミエによるヘビー級チャンピオンシップが行われます。

過去の戦績は1勝1敗となっており、今回の3試合目でどちらが強いのか決着することになります。

ところがパンデミックの影響により、UFC252はラスベガスにあるUFC APEXで行われる予定です。そのため通常の30フィートケージとは異なり、一回り小さい25フィートケージで戦うことになります。

これまでミオシッチは30フィートケージを求めてきたものの、UFC252では結局実現しないことになるようです。

ミオシッチは『ESPN』のインタビューで、ケージが小さいことは残念だとしながらも、問題はないと語りました。

「もちろんケージはより大きい方がいい。仕方がないことだね。騒ぎ立てるつもりはないよ。大きなケージを求めたがこのイベントではできないんだ。どうすることもできないだろう?心配はしていないよ。ジムのケージは同じサイズだし、あらゆることに取り組んできたからね」

25フィートケージだと体の小さいコーミエの方が有利になるとしながらも、ミオシッチはそれほど気にしていないと語ります。

「ケージに押し付けられてもそこに余分な5フィートはない。少し異なるだろうね。私たちはより多くレスリングの練習をしてきた。彼はレスリングシューズを持ってこいと言っていたから、間違いなく私とレスリングをするつもりだろうが、全ての試合は立ったままの状態から始まることを忘れないで欲しい。どうなるかいずれわかるよ。その後私にテイクダウンするかもしれない。レスリングをするかって?あくまで格闘技だと思っていたけど、どっちでもいいよ」

今回の試合はヘビー級最多防衛記録を持つミオシッチと元2階級同時チャンピオンのコーミエとの対戦になります。

この試合の勝者が事実上のヘビー級最高の選手とも言えますが、ミオシッチは気にせず勝つことに集中していると語っています。

「間違いなく大きな試合だと思う。私たちはそれだけ多くのことを成し遂げてきたし、大きな試合だって言えると思うよ。みんなが史上最高のヘビー級選手が決まると言っているから、この試合に勝つのはどっちであろうとそうなるんだ。この試合に向けて準備は出来ているよ。地球上で最強の男(baddest man on the planet)、史上最高の選手(the greatest of all time)など試合後に何と呼ばれるかは気にしていないし、今はどうでもいいことだ。ただ勝ちにいくだけだよ」