インタビュー・コメント

ヌルマゴメドフが引退の決断についてコメント

UFC254でジャスティン・ゲイジーに勝利してタイトル防衛を果たしたハビブ・ヌルマゴメドフはオクタゴンを去った後、公の場に登場することはありませんでした。

しかし今週火曜日にダゲスタンに帰国し、初めて記者団の前で話をしました。

引退の決断についてヌルマゴメドフは、キャリアの中で達成したいことは全て成し遂げたとし、今が良いタイミングだったと語りました。

「もちろんダナ(ホワイト)は、私が戦って収益を生み出し続けることを望んでいる。でも私は自分でお金を稼ぐことができる。今自分のキャリアの最盛期にいて、戦うことでかなりの大金を稼ぐことはできるけど、私はこの決断をしたし、今が一番良いタイミングだと思っているよ。誰しもが最盛期に引退できるわけではないけど、1年後、2年後、5年後には再び引退の決断をしなければならないのはわかっていることだ。私はこのスポーツでベストだと言われるくらい十分なことを成し遂げた。それに今日はパウンド・フォー・パウンドのNo1にランクインしたから、ミッションは達成したよ。他に何をやるべきだ?お金を稼ぐこと?それならいつだってできるよ」

引退したことで今後ヌルマゴメドフが持つライト級タイトルは空位になることが予想されますが、チームメイトで同じライト級にいるイスラム・マカチェフが新たなチャンピオンになることを期待していると語りました。

「人生は続いているし、私たちのMMAアカデミーはまだ運営されている。イスラム・マカチェフは11月14日にラスベガスで元ライト級チャンピオン(ドス・アンジョス)と対戦することになった。それは大事なイベントだよ。父親が言っていたことだが、私が去れば別のチャンピオンが現れるだろう。私のような選手はもういない。私が成し遂げたことと同じことをするのは難しい。私たちはイスラムが試合に勝って、ラマダーンの前に再び試合をしてタイトル戦のコンテンダーになることを計画している。来年の9月か10月に彼はベルトを持ってここに現れることになるだろうね」