インタビュー・コメント

ジェシカ・アンドラージ「今回は大きな勝利だ」

週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ジェシカ・アンドラージがアマンダ・レモスに第1ラウンドサブミッションで勝利しました。

アンドラージは試合後の記者会見で、タップをとったスタンディングでの肩固めは練習してきた技だったことを明らかにしています。

「計画では第1ラウンドや第2ラウンドで彼女を疲れさせ、第3ラウンドで圧倒するつもりだった。彼女は打撃を加えてことはわかっていたから、第1ラウンドは慎重にならざるを得なかったね。接近戦での私はかなり怖い存在だから、彼女は接近戦になるとちょっと必死になる。彼女と組んだ瞬間に腕を上げたから、1週間ずっとやってきた動きをすることができたよ」

アンドラージはフライ級で2勝1敗の成績を残した後、ストロー級に復帰することになりました。

「前回のストロー級の試合では2度の大変な減量があり、それがフライ級で戦うきっかけになった。物事が上手くいかず、頭の中が整理されていなかった。ちょっとトラウマになりそうだったよ。だから少し休むことにした。少し時間を置いてから、上の階級でやってみようと思ったんだ。減量のことをちょっとだけ考えないようにしたよ。フライ級で上手くいったように、ストロー級は私が得意とするところだ。バンタム級でも多くの選手を倒すことができる。でもまたチャンピオンになるにはストロー級がうってつけだよ」

今後ストロー級ではチャンピオンのローズ・ナマユナスがUFC274でカーラ・エスパルザと対戦します。

さらにUFC275ではヨアナ・イェンジェイチックとジャン・ウェイリーの対戦も決定しています。

アンドラージはすぐにタイトル挑戦が難しいことを理解しながらも、良い相手がいれば戦い続けたいと語っています。

「今回は大きな勝利だと思う。この試合に臨むにあたって、10位だからすぐにタイトル挑戦者になれるわけではないことを理解していた。でももし圧倒的な勝利を収めればもしかしたらという思いはあったんだ。この階級は厳しい。自分の目の前には何人もの選手がいる。もしかしたら話をスムーズに進めることができるかもしれないね。何があってもヨアナとウェイリーがすぐに戦うのであれば、私はアクティブでい続けたい。もしそこで誰かと戦えれば最高だね。願わくば彼女たちが来月戦うからすぐにでもそうしたい。でももしそれが難しいなら、フライ級で良い試合があるならそこで戦っても構わない。バンタム級で面白いことがあればそこでも戦う。どこの階級でもいいから目の前にいる選手と戦うつもりだよ」