UFC274ではローズ・ナマユナスとカーラ・エスパルザがストロー級チャンピオンシップで戦います。
元ストロー級チャンピオンのヨアナ・イェンジェイチックは、過去にどちらの選手とも対戦したことがあります。
イェンジェイチックは『MMA Fighting』のインタビューで、ナマユナス対エスパルザの試合結果を予想しています。
「予想は好きじゃないけど、ローズ・ナマユナスが1ラウンドでフィニッシュすると思う。ローズがテイクダウンをディフェンスしてサブミッションをするのが目に浮かぶよ。でもローズのフットワークと打撃はとてもキレがあって、ノックアウトすることも可能だ。カーラ・エスパルザはその対処に難航する気がするけど、彼女はストロー級のコンテンダーだからタイトル挑戦に相応しい選手だと思う。彼女はトップに立っているわけだし、どうなるか見てみよう」
イェンジェイチックはナマユナスのチャンピオンとしての資質を認めていて、だからこそ再び戦う機会が訪れると語っています。
「彼女は今別の選手になっている。素晴らしいコーチや仲間を持ち、一生懸命トレーニングしているよ。彼女はチャンピオンで今が一番素晴らしい。最盛期にあるし、良い状態だね」
「また私と戦ってくれると信じているよ。だってローズは試合から逃げないからね。チャンピオンになることがどういうことかわかっている。11月にマディソン・スクエア・ガーデンでローズ・ナマユナスとベルトを賭けて戦うという完璧なプランもいいね。そこでリベンジするよ」
UFC275ではイェンジェイチック対ジャン・ウェイリーの再戦が決定しています。前回はウェイリーがスプリット判定で勝利しています。
イェンジェイチックは2020年3月のウェイリー戦以来試合を行っていないことからストロー級ランキングを外れているものの、1位のウェイリーに勝利することで再びタイトル戦線に加わることができます。
ストロー級には多くの有望な選手がいるものの、イェンジェイチックはウェイリーに勝つことで次にタイトルに挑戦できると語っています。
「新しい選手がたくさんいて、私については再戦に値しないとよく言われるよ。でも有望な選手がたくさんいるのに、トップ5以上の選手と戦うとランキングが下がってしまうんだ。もちろん時々変わることもあるけど、チャンピオンシップの門番がいるわけだからね。門番たちはランキングの低い選手と戦い、トップ3に相応しいかどうかテストする。こんな感じだ。歴史を見れば、私に同意してくれるはずだよ」
「ジャン・ウェイリーに勝てばタイトルに挑戦できると思う。ローズ・ナマユナスと戦うために無理をすることはなかった。なぜなら次はカーラ・エスパルザが控えていたし、長い間待たされることがわかっていたからだ。以前も言ったように、ただ戦いたいし、最高の相手と戦いたいんだ。そしてそれが実現してる。ジャン・ウェイリーはすぐそこにいるよ」