インタビュー・コメント

ボルコフ「自分のやるべきことをしただけだ」

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、アレクサンドル・ボルコフがホーゼンストライクを第1ラウンドTKOで勝利しました。

1ラウンドに右ストレートでホーゼンストライクをグラつかせ、さらにパンチで追撃してホーゼンストライクが片膝をついて防戦一方だったところ、レフェリーが試合を止めることになりました。

ホーゼンストライクは試合が早く止められたことに抗議したものの、ボルコフは試合後の記者会見でレフェリーが介入しなければ完全にノックアウトするところだったと語りました。

「彼を殴った瞬間、彼は少しノックアウト気味だった。ほとんどマットの上にいたし、最後までノックアウトできる大きなチャンスだった。彼に殴りかかる準備は出来ていたし、自分のやるべきことを続けるつもりだったから、とにかく彼の状況は悪かった。レフェリーが試合を止めたんだけど、とにかく彼は少し状況が悪く、俺の強いパンチを受けて少しノックアウトされていた。俺のせいではなくレフェリーに聞いて欲しい。俺は自分の仕事をしただけだよ」

今年3月にはトム・アスピナルに敗れていたため、ボルコフはこの試合に勝つことができて満足だと語っています。

「満足だ。常勝街道に戻って来れてとにかく嬉しいよ。この試合のために立てた計画を全て実行した。全てが完璧だったね。何の問題もなく、全て完璧な形で進んだよ」

また試合を止められたホーゼンストライクはTwitterで声明を発表しています。

「やぁみんな。試合についてはちょっと戸惑っているし、止められたことを残念に思う。確かに厄介な状況だったが、試合をあきらめる気持ちは全くなかった。目をつぶって地面に横たわっていたのだろうか?それがノックアウトと呼ばれるものだ」

「アレクサンドルと俺は激しい打撃の応酬を始めた。みんなが見たがっていたものだろう。ボルコフには感謝だ。特に目立ったダメージもないし、すぐにでも戦いたいね」