インタビュー・コメント

イェンジェイチック「勝てば次に挑戦できるからサインした」

今週末のUFC275ではヨアナ・イェンジェイチック対ジャン・ウェイリーが行われます。

このカードは2020年3月に行われており、そのときはスプリット判定でウェイリーが勝利しましたが、2020年のファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれるほど白熱した展開の試合となりました。

UFCのダナ・ホワイトはこの試合の勝者が次のストロー級タイトルへ挑戦することを明らかにしており、大きな注目が集まっています。

ウェイリー戦以来約2年ぶりとなるイェンジェイチックは今週行われた記者会見で、勝てば次に挑戦できるとわかっていたと語りました。

「勝ったら次は自分の番だということがわかっていなければ、この試合の契約にはサインをしなかったからね。だからわかっていたんだ。驚いていないよ。良いことだね。二人ともタイトル戦には相応しいと思うよ」

UFC274でカーラ・エスパルザがローズ・ナマユナスに勝ってストロー級タイトルを獲得したものの、試合内容の評判は悪いものでした。

そのためダナ・ホワイトはナマユナスの再戦をすぐに認めず、イェンジェイチックとウェイリーの勝者に次のタイトル挑戦権を与えると発表しました。

次の挑戦者には現在4連勝中でランキング3位のマリナ・ロドリゲスも名前が上がっていたものの、イェンジェイチックはその前に自分たちがいると主張しています。

「ビッグファイトしかやっていない。ウェイリーは最高の選手の一人だね。私たちはチャンピオンだった。だから彼女はベストなんだ。2敗した後でも彼女はこの階級で最もタフな選手の一人であることを証明した。他の選手のことや誰がタイトル挑戦するべきかという話がたくさんあるのは知っているけど、その前に私たちがいる。私やウェイリーやローズは毎回すごい試合をしていたんだ。それこそがこの仕事の醍醐味だよ。つまらない試合をすることなく、試合に出ればベストを尽くすこと。それが大事なんだ」

イェンジェイチックはもしウェイリーに勝利することができれば、今年中にストロー級タイトルを奪還することを望んでいると語っています。

「できるだけ早く戻ってきたい。試合後の状態にもよるけど、自分にとってはマディソン・スクエア・ガーデンかファイト・アイランドが良さそうだね」