インタビュー・コメント

イリー・プロハースカがパフォーマンスに不満を示す

UFC275のメインイベントではイリー・プロハースカが第5ラウンド残り30秒でサブミッションで勝利しました。

これによりプロハースカが新UFCライトヘビー級チャンピオンになっています。

しかし試合後の記者会見でプロハースカは、自身のパフォーマンスは予想と違ったことを明らかにし、試合内容に不満を示しました。

「あの試合を見ただろう。ただ生き延びただけだった。計画にはなかったことだ。計画ではサバイバーになることではなく、試合の中で優位に立つことだった。ハンターになることであり、次の試合ではそれを見せるよ。そんな戦いはしたくない。タフで血だらけで美しくないし、みんなにとってはおそらく美しいのかもしれないね。でもファイターとしてはクリーンな試合がしたいんだ」

「100%の力を出さなければならなかった。おそらくその点は良かったと思う。あの試合はタフだったし、簡単じゃなかったよ」

プロハースカはトレーニング以外の部分まで変えていく必要があると語っています。

「彼がやらなければいけないことは全て知っていたし、彼はそこで成功した。だから自分はそのことに取り組まなければならなかった。トレーニングだけでなく、自分自身と向き合うことで色々なことをやめていくことも大切なんだ。相手を倒すために有効なことだけをやればいい。それが大きな間違いだったと思っている。自分の準備や生活でどこに間違いがあるのか、試合に向けて何を変えなければいけないのかがわかったよ」

試合内容に不満だったプロハースカは、防衛戦の相手が誰であっても違ったパフォーマンスを見せると語りました。

「グローバーであろうとヤンであろうと関係ない。次の試合では違うファイターになることを誓うよ。あんな風にはならない。あれは自分にとって良いパフォーマンスではなかったからね」