インタビュー・コメント

ウスマン「マクレガーはチャンピオンとして終わっている」

ウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンは、元UFCフェザー級・ライト級チャンピオンのコナー・マクレガーが再びチャンピオンになる意思があるのか疑問を呈しています。

マクレガーは昨年7月のダスティン・ポイエー戦以降は試合から遠ざかっていますが、復帰後にウスマンやチャールズ・オリベイラに対して挑戦する意思を表明しています。

しかしウスマンはポッドキャスト『I Am Athlete』で、マクレガーが再びチャンピオンを目指すだけのモチベーションがあるのか疑問だと語りました。

「彼は必ずしも終わっているわけではないが、チャンピオンとしては終わっている。これは私の見解だが、私が戦うときには相手の心を研究している。試合を見るときにその選手の心を見るのだが、私にとって彼はもう終わっているんだ。お金が目的だったのかどうかはわからないけど終わりだよ。それが理由かどうかはわからないけど、彼には無一文だったというストーリーがある。無一文にならないこと、お金を得ることが目的だったような気がするよ。だからそれは理解できる。今彼は無一文ではないからね。でもそれでどうやってチャンピオンになるんだ?だって無一文でいたくなかったからチャンピオンになったんだろう?今はもうお金があるんだからね」

ウスマンは8月20日のUFC278でレオン・エドワーズを相手にウェルター級タイトルの防衛戦を行います。

ウスマンはマクレガーとの試合を断ることはしないとしながらも、マクレガーがその試合を受けるかどうかは疑問だと語っています。

「彼が私に呼びかけることはできても、それが私と戦うことを意味するものではない。必ずしも彼らは彼のことを守ってくれるわけではない。なぜなら彼はよりビッグになって自分で選ぶことができるからだ。彼はビッグな存在だ。コナーが『お前と明日戦うよ』と言えば、まだ(ペイパービューを)100万件売ることができるし、絶対に私ならその小切手を受け取るよ」