10月のUFC280では、ショーン・オマリー対ピョートル・ヤンのバンタム級マッチが予定されています。
オマリーはヤンに勝つことで、同じUFC280で行われるアルジャメイン・スターリング対TJディラショーのバンタム級チャンピオンシップの勝者に挑戦できると考えています。
オマリーはマイケル・ビスピンのYouTubeチャンネルで次のように語りました。
「謙虚にいるつもりだったが、全くその通りだね。ピョートルを倒してチャンピオンになるつもりだし、タイトル戦に出るつもりだ。それはみんなが望んでいることだよ。UFCは俺のようなチャンピオンを必要としている。だから100%君の言うとおりだ。10月22日にアブダビで開催される大規模なイベントでピョートルを見事に倒せば、俺がタイトル挑戦権を得るというのはかなり的を得ている。特にアルジョとTJがそのイベントにいるんだからね」
オマリーはバンタム級ランキング13位にいて、これまでにトップ10の選手に勝ったことがありません。
しかしランキング1位のヤンに勝つことで一気にタイトル挑戦に近づくことになります。
オマリーはそれでもディラショーが勝てば、タイトル戦をやりたがらないために実現が難しくなると語っています。
「確かTJはタイトル防衛戦で俺と戦わないと言っていたはずだ。2つの見方があるね。俺が強いとわかっているから戦いたくないとの見方もできるし、彼が戦いたくない理由なんてそれくらいしか思いつかないよ。この階級で俺は誰にとっても最もビッグな試合になるんだからね」
オマリーはヤンとの試合が激しい打撃戦になると予想しています。
「この試合はキックボクシングマッチになると考えている。ピョートルは自分自身をボクシングの達人だと言っているが、俺はUFCで最高のストライカーは自分だと思っているから、ハイレベルで非常におもしろいキックボクシングマッチになると思う。彼がレスリングをしてくるとは思わないし、もしそうしてくるなら彼にチョークを仕掛けても構わないよ。俺は柔術にとても自信があるんだ。でもまだ全然それを発揮できていないけどね」