フランスのパリで開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、シリル・ガーヌがタイ・トゥイバサに第3ラウンドKOで勝利しました。
この試合をケージサイドで観戦していたヘビー級チャンピオンのフランシス・ガヌーは、『ESPN+ post-fight show』でこの試合の印象について語っています。
「あの試合はとても刺激的だったね。試合の中で良い動きがあったよ。ある時点で試合がどっちつかずの状況になったことで、シリル側がスイッチしたということだろう。距離に関しては、彼はそれをコントロールするのが得意で、今夜の試合でもそれを活かすことができた。ボディを見てもらえればわかると思うが、あれが彼の勝利につながったんだ。まさに戦略的でテクニカルな試合だったね」
すでにガーヌに勝利しているガヌーは、良い選手だとしながらも印象を与えるほどではなかったと語っています。
「彼が偉大な選手であることは知っている。倒した相手に対して、感銘を受けたかどうかというその質問に答えるのは難しいね。彼がここにいるのには理由がある。No.1コンテンダーだったからこそ、俺は彼と戦った。確かに彼は素晴らしいが、俺はチャンピオンだ。だから感銘を受けるのは難しいんだ」
ガヌーは次の試合に向けて様々な選択肢があるとしながらも、決まっていることは何もないと語っています。
「今噂されているものはないよ。復帰の時期や正確なスケジュールは決まっていないんだ。今から1週間後に医師に会いに行くよ。医師にフォローしてもらいながら様子を見ているところだ。だがかなり良い感じで進んでいるよ。だが時間をかけないといけない。もう5ヵ月になるんだ。もう少し時間が必要だよ」