9月10日にラスベガスで開催されるUFC279では、ネイト・ディアス対カムザット・チマエフが行われます。
ディアスはUFCとの契約上で残り1試合となっており、最後の試合としてウェルター級ランキング3位のチマエフと対戦します。
しかしディアスは『ESPN』のインタビューで、チマエフ戦は自身が望んだものではないとし、UFCとの契約を終了するために試合を受けたものだと主張しました。
「俺がこの試合を求めたかのように言われているが、俺は求めていない。この試合を望んでいなかったし、今も望んでいない。だがそんなの気にしないし、誰とでも戦うよ。でもプレッシャーは彼にあるんだ。なぜなら彼はこの町における次の殺し屋だからだ。もし俺が彼をぶっ倒せば、彼はこの町で一番じゃなかったと言われることになるからね。でもそうしなければ彼らは俺を解放するつもりがないんだ。20試合、10試合、15試合とお願いしてきた」
「この試合を組んだのはこの男を作るためだろう?彼らは俺を解放するつもりがないんだろう。なぜなら俺がベストな選手だからだ。誰かが出てこない限り俺を解放するつもりがない。俺が誰かを作ってあげないといけないのか?まあいい。作ってやろう。どういたしまして、UFC。どういたしまして、ドバイ。これは俺のハーフタイムショーに過ぎない。ここからが本番だよ」
またディアスは、過去トラブルがあったジョーンズなどを引き合いに出し、歴代最高の選手についても言及しました。
「以前だとアンデウソン(シウバ)?GSP?ヒョードル?あとは誰?ジョン(ジョーンズ)?問題外だよ。どうでもいいことだ。シウバもだ。彼らは素晴らしい選手だから尊敬に値する。でもステロイドをやって完全に捕まったらクソ野郎だ。声に出してやっているなら話は別だけどね。彼らはステロイドを打ってみんなをぶっ飛ばしてきた。まぁ俺はステロイドを使って戦うのは構わないって感じだけどね。そんなの気にしないよ。だがもしそれを隠してやっているならみんなでそれについて話そうよ。お前はステロイドを打って、俺はマリファナを吸ってみんなで殴り合おう。そんなの気にしないよ」
「だがステロイドをこっそり打っていたら考慮されるのだろうか。問題外だね。レガシーが全部なくなって終わってしまうんだ。もしみんながGOATと考える人たちが全員GOATであるなら、俺は世界中の人たちとともにいることをわかっているからそんなの気にしないんだ。でもUFCでは全て数字で決まってしまう。ステロイドに関係なくてもね。俺の15年間を見てみろって言いたいよ」