インタビュー・コメント

コーリー・サンドヘイゲン「ヤドンは戦うべき相手だ」

今週末に開催されるUFCファイトナイトのメインイベントでは、コーリー・サンドヘイゲン対ソン・ヤドンが行われます。

UFCバンタム級ランキングではサンドヘイゲンが4位に対してヤドンは現在10位にいます。

ランキングの数字上では離れているものの、サンドヘイゲンは今週行われたメディアデーでヤドンは戦う相手としてふさわしいと語りました。

「ランキングは、人々により良い戦いをする選手を理解してもらうためのものだ。 というのもUFCにはたくさんの選手がいて、その横にある数字がそのファイターにふさわしいかどうかは別として、重要なレベルであることを示すからだ。でもソンは間違いなくトップ10に入る選手だと思う。彼はとても良い選手で、これまでにも本当に良い選手を倒してきたと思うし、だからこそ彼と戦いたいんだ。彼は上手いと思うし、自分にとって危険をもたらす選手だよ」

サンドヘイゲンにとっては昨年10月にピョートル・ヤンに敗れて以来の試合となります。

約1年ぶりの試合となりますが、サンドヘイゲンにとってこの期間は必要なものだったと語っています。

「素晴らしい時間を過ごすことができた。間違いなく必要な時間だったよ。ただチャンピオンになるために本当に必要だと思うスキルを身につけたかっただけなんだ。最近親しい選手たちが何人か負けたから、それが嫌になって直したいと思った。良い機会だったね。チャンピオンになるためには本当に必要な時間だったんだ」

10月22日にアブダビで開催されるUFC280では、アルジャメイン・スターリング対TJディラショーのバンタム級チャンピオンシップが行われます。

両者と戦ってどちらにも敗れているサンドヘイゲンですが、この試合はスタイル的にチャンピオンのスターリングが勝つとみています。

「あの試合はアルジャメインだろうね。理由の一つとして私はヤンとの試合で彼を考えにいれていなかったから、もう二度とそういったことはしないよ。そしてもう一つの理由は、アルジャメインは痛い目にあわせて背後を取って勝利を収めるといったことをやって、本当に世界トップクラスの実力を持っていると思うからだ。決して簡単に倒せるスタイルではない。それにTJのパンチや攻撃に、掴んだり背後を取ったりするアルジャメインを止めるだけのパワーがあるとは思えないんだ」