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ティム・ケネディ、軍功章“虚偽発言”を認め謝罪――元UFC戦士の激白に波紋!

元UFCファイターのティム・ケネディが、自身の軍歴に関する虚偽の発言を認め、正式に謝罪した。発端は、元グリーンベレーのネイサン・コルナキアがYouTubeで公開したインタビュー動画。そこではティム・ケネディが「ブロンズスター・ウィズ・ヴァラー(勇敢章付きブロンズスター)」を受章したと語り、その経緯まで詳細に語っていた。しかし、この賞は「武装した敵との戦闘で英雄的行為をした者」に与えられる特別な軍功章であり、ケネディ本人は過去に「受章したと公言したことはない」と主張していた。

動画公開後、ティム・ケネディは自身のインスタグラムで長文の謝罪文を発表。「これまでの発言やインタビューで、意図せず自分の軍歴を誤って伝えてしまった。特にブロンズスター・ウィズ・ヴァラーを受章したかのように示唆したのは事実ではなく、深く後悔している」と認め、実際にはその栄誉を受けていないことを明言した。「誠実さは状況によって変わるものではない。軍人・退役軍人コミュニティ、特に戦闘経験者や家族を失った方々に深くお詫びしたい」と述べている。

しかし、この謝罪に対しても軍人コミュニティからは厳しい声が上がった。元グリーンベレーのアレックス・セオドシスは「ティムのうそは意図的で、名声と金のためだった」と痛烈に批判。「バレたから謝っているだけ」と非難し、さらなる誠実な対応を求めている。

ティム・ケネディは「この謝罪は終わりではなく始まり」とし、今後は正直な姿勢で信頼回復に努めると宣言。過ちを認めたその一歩は小さいかもしれないが、ここから本当の再出発だ!格闘技界でも軍人コミュニティでも、ケネディがどんな新しい物語を紡いでいくのか、今後の行動に期待したい!