UFCヘビー級チャンピオンのフランシス・ガヌーは、手術した膝のリハビリを続けており、まだ復帰には時間がかかっている状況です。
ガヌーは2022年末にUFCとの契約が満了すると言われているものの、まだ解決には至っていません。
ガヌーは『MMA on Sirius XM radio』に出演し、UFCとは話し合いが行われていないものの、現状に焦ってはいないと語りました。
「焦ることはないと思う。俺も急いではいないよ。どこにも行かないから急いでいないんだ。結局のところ、ずっとそうしてきたんだ」
ガヌーはUFCと選手の間に解決するべき問題がたくさんあると主張しています。
「この業界を見ると、全てが完璧だと思うか?いいや、全てが完璧だとは思っていないよ。時間が経つにつれて、修正できる問題がたくさんあることに気づいたんだ。守られていない感じがしてイライラしていたが、これは他の選手たちも同じ状況だね。UFCには選手に関して、こちらの立場もいろいろと考えて欲しいと思っている。スポンサーも会社が儲けるだけでなく、選手がシャツにスポンサーを付ける権利もあるべきだと思うよ。なぜダメなのか?彼らはそれで儲けているわけではないだろう」
「彼らがこのユニフォームを作りたい、このスポーツをクリーンに見せたいというのは理解している。魅力のないスポンサーやブランドはオクタゴンに入れさせないというのも本当に同意する。しかし特定のスポンサーをチェックしたり承認したりする方法を持つべきで、そうすれば我々がスポンサーをUFCへ連れてきて、そこからお金を稼ぐことだってできる。UFC選手は時間が経つにつれて大きなパワーを失っているような気がするよ。会社がより大きくなって強くなっても、我々には何のパワーもないんだ」
「たとえこのプロモーションには700人の選手がいるとしても、我々を擁護してくれる人は誰もおらず、部屋の中で決断を下すだけで誰も選手のことを気にかけていないんだ。選手を代弁する誰かを入れることを検討するべきだと思う。彼らが選手に不都合な決定ばかり下しているとは思えないが、時に選手の立場を理解していないこともある。もし彼らの役員会に選手を代表する人がいれば、もっと選手のことを考えるべきだと主張してくれて、少しはマシになるのではないだろうか。変えられることはたくさんあるだろう。選手への報酬は誰もが知っている大きな問題だ。何も問題ないかのように進み続けているように見えるね。健康保険にも同じ問題がある。これらのうちいくつか解決して欲しいよ」