インタビュー・コメント

マッケンジー・ダーンがシャオナンに敗れた悔しさを語る

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、ヤン・シャオナンがマッケンジー・ダーンを判定で破り、ストロー級の上位対決を制しました。

敗れたダーンは試合後の記者会見で、試合を振り返って次のように語っています。

「やるべきことができませんでした。目標はグラウンドに持ち込むことで、そこでフィニッシュするべきでした。女子では最高の柔術スキルを持っていると思うし、フィニッシュするチャンスはたくさんあったのですが、彼女の方がより優れた選手でしたね。ただ自分はとても調子が良くなってきていると感じていたので、それを試合で見せられなかったのは辛いですね。まだまだ成長しなければならないですし、それも全て旅路の一部です。ダナ(ホワイト)、UFC、チームの人たち、ザッカーバーグ・ファミリーに、このような素晴らしいイベントを作ってくれたことを感謝します。私のパフォーマンスで誰かを悲しませてしまったのなら申し訳ない。多くの人たちが私を信じてくれて、私も自分を信じていたけど、それも試合の一部ですね」

ダーンはヤンをサブミッションで苦しめるシーンがあったものの、フィニッシュできなかったことでさらに向上していく必要があると語りました。

「彼女の腕を折るか、眠らせるしかないと思っていました。ここに来てからずっと言ってきたことですが、彼女はタフな選手です。簡単にはタップしないとわかっていたけど、スタンディングでも強い打撃を打ってきました。最初の2~3発のパンチでこれは打ち合いになるなって感じました。打ち合いになることはわかっていたけど、本当に彼女にタップで勝てると思っていました。彼女のディフェンスには驚かされましたね。ベストなディフェンスというわけではないけど、タフなのでよく耐えていたと思いました。テシア(トーレス)やマリーナ(ロドリゲス)もそうでした。ベストな選手たちというのはタップをしないんです。自分のやるべきことに取り組み続けて、アグレッシブになって柔術や打撃をもっと良くしていく必要がありますね」