10月22日にアブダビで開催されるUFC280では、アルジャメイン・スターリング対TJディラショーによるバンタム級チャンピオンシップが行われます。
元バンタム級チャンピオンのディラショーはEPOで陽性反応が出たことで2年間の出場停止処分となり、復帰した後にコーリー・サンドヘイゲンに勝利してタイトル挑戦権を勝ち取りました。
ディラショーは『DC & RC』のインタビューで、スターリングのレスリングは脅威に感じておらず、再びバンタム級タイトルを奪還するつもりだと語りました。
「このマッチアップは俺にとって素晴らしいものだと思う。戦うスタイルは自分の方が多才だから、実は俺の方がレスラーとして優れているんだ。テイクダウンするための彼の攻撃はあまり印象に残っていないね。2回テイクダウンするために22回試みなければならず、この確率はあまり高くはない。だが彼は必死になって執拗に狙っていくからそれが彼を助けているんだ。でも正直なところ、脅威には感じていないよ。ディビジョン1のレスリングがどんなものなのか、ベストを尽くして彼に見せつけていくよ」
「俺が再びチャンピオンになったら素晴らしいことになるね。この階級でベルトを失ったことはない。はく奪はされたけど、実際負けて失ったことはないんだ。みんな忘れているだろうけどね。圧倒的な強さを誇っていたのに、みんな忘れているんだ。バンタム級で多くの記録を持っているけど、休んでいる間に忘れ去られてしまった。誰がパウンド・フォー・パウンドでベストな選手なのか、バンタム級ベルトを獲得してみんなに思い知らせてやるんだ」