10月22日にアブダビで開催されるUFC280のメインイベントでは、空位となっているライト級タイトルをかけてチャールズ・オリベイラとイスラム・マカチェフが対戦します。
元UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは『UFC Russia』のインタビューで、オリベイラよりもマカチェフの方が総合的なスキルで上回っていると語りました。
「イスラムはオリベイラよりもスキルが高いと思う。第二に、アマチュアファイターとしての経験だ。さらに彼は最盛期にある。イスラムも同様だ。イスラムは23歳でも26~27歳でもない。彼は30歳だ。試合から1週間後には31歳になる。どんなアスリートにとっても最高の時期だ。肉体と精神の状態が相乗効果を発揮する時期なんだ。時に精神の状態が高くても、肉体的に低下していくこともあるからね。あるいは肉体的にピークに達しても、精神状態がまだそこに追い付いていないこともある。なぜならまだ27歳で31歳ではないからだ。だからイスラムの方がピークを迎えていて、総合的にはイスラムの方が上だと思う。もちろん注意しなければならない潜在的危険もあり、我々はそれに取り組んでいるんだ。それ以外はイスラムがやってくれるはずだよ」
マカチェフがタイトルを獲得した後はどうなるのかと質問されたヌルマゴメドフは、まずオリベイラ戦に集中するべきだと主張しました。
「イスラムはUFCタイトルをかけてパウンド・フォー・パウンド2位の選手と戦うことになる。それが彼の人生の目標なんだ。次のことを考えるのは頭の悪い人だけだ。イスラムには目標があり、試合日、場所、対戦相手が決まっているのだから気を抜く理由はないよ」