インタビュー・コメント

マカチェフ「オリベイラが体重を作ってくれることを願う」

UFC280のメインイベントでは、チャールズ・オリベイラ対イスラム・マカチェフによるライト級チャンピオン決定戦が行われます。

フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーはこの試合でバックアップを務めると明らかにしており、将来的にライト級タイトルに挑戦する可能性もあります。

しかもUFCのダナ・ホワイトもヴォルカノフスキーの挑戦に対して理にかなっていると認めています。

マカチェフは今週行われた記者会見でヴォルカノフスキーについて語っています。

「ヴォルカノフスキーとは下で会ったんだけど、正直言って背が低い男だ。彼になぜ今減量する必要があるのか?と尋ねたよ。でももし俺がヴォルカノフスキーに勝ったら、みんなは背が低い相手に勝ったと言うだろう。みんなはいつもそう言うんだ。今はチャールズと戦いたいし、彼が体重を作ってくれることを願っているよ。でもそれは問題じゃない。今回のキャンプではハードなトレーニングを積んだから、誰が相手だろうと関係ないよ。土曜日の夜には相手となる誰かが必要なだけだね」

「彼はチャンピオンとして全ての選手に良い見本を見せなければならない。プロフェッショナルでなければならない。今回は体重を作って欲しいね。今彼はチャンピオンでライト級で最高の選手だが、俺は彼が最高の選手だとは思っていない。今回は自分にとって絶好の機会だ。今現在自分が世界で最高のライト級選手だと思っているよ」

オリベイラはUFC最多となるサブミッションでの勝利数を記録しています。

しかしマカチェフはグラウンドでは自身の方がより優れた選手であると主張しています。

「誰も俺のレスリングを止めることはできない。自分の仕事をするつもりだ。いつもと同じことをするだけだ。テイクダウンして相手を抑えつけ、疲れさせてフィニッシュを決める。目標はグラウンドで彼をフィニッシュすることだ。なぜなら俺のグラップリングのレベルをみんなに示さないといけないからね」

マカチェフがもしオリベイラに勝ってライト級チャンピオンになったら、ヴォルカノフスキーとの対戦を前向き考えるようです。

UFCは来年2月にオーストラリアでのイベント開催を検討しており、マカチェフはヴォルカノフスキーの母国で戦うことも厭わないと語っています。

「なぜダメなのか?(オーストラリアでヴォルカノフスキーと)戦うよ。オーストラリアには一度だけ行ったことがある。また行けるね。良い試合になるだろう。チャンピオンが他の階級のチャンピオンと戦うときはいつも大きな試合になるし、全てのファンにとって非常に興味深い試合になるだろうね」