UFC281のメインイベントでは、アレックス・ペレイラがイスラエル・アデサンヤに第5ラウンドTKOで勝利し、ミドル級タイトルを獲得しました。
昨年11月にUFCデビューを果たしたペレイラは、わずか1年で4連勝を果たしてチャンピオンになりました。
UFCのダナ・ホワイトは試合後の記者会見で、アデサンヤは敗れたものの、これまでの実績や貢献などを考慮して即時再戦の可能性を除外しないと語りました。
「(アデサンヤは)この試合を望んでいた。多くの人が公言しても、裏では全く違う話になっていることがある。あの男は絶対的な存在だ。彼は常にアクティブに戦いたいと思っている。普通の選手ならもっと時間をくれ、あれやこれやと引き延ばすような試合でも、彼は真っ向からぶつかっていった。唯一の負けはライトヘビー級に階級を上げたときだった。チャンピオンとして彼がやってきたことに敬意を払わなければならない。私は(即時再戦を)除外するつもりはないよ」
ホワイトはアデサンヤがもう少しでペレイラに勝つところだったと語っています。
「イスラエルもこの試合には絶対の自信を持って臨んでいた。一度も相手を怖がったり心配したりしているような素振りは見せなかった。4ラウンドに入るとき、もし彼がもう少しアグレッシブだったら何が起こっていたかわからないと思う。だが4ラウンドに入ると勝っていて、基本的に5ラウンドは彼に近づかないようにすれば勝つことができる。その作戦が上手くいかないこともあるんだね」