インタビュー・コメント

アデサンヤ「レフェリーに試合を止められたが元気だった」

UFC281のメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤが第5ラウンドTKOでアレックス・ペレイラに敗れ、ミドル級タイトルを失いました。

それまではアデサンヤが優勢に進めていたため、もし判定に持ち込まれていればアデサンヤが勝利していた可能性があります。

アデサンヤは試合後の記者会見で、試合を止められたもののまだ戦うことができたと主張しました。

「感謝しているよ。なんて人生なんだ。狂気じみているし、前回(キックボクシングでペレイラと対戦したとき)と同じような話だ。クレイジーだよ。(試合を止められたとき)どうかしていたが大丈夫だったよ。最初に(コーチの)ユージン(ベルマン)やレフェリーに言ったのは、まだ意識がはっきりしているから大丈夫だということだった。だがクソみたいなことは起こるものだ。コーチには(試合を止められたことを)話しているし、彼らを信頼している。俺は元気だったし、全て見えていた。目は少し回っていたかもしれないが、頭はさえていたよ。あの場にいたのに、あんなことになるなんてね」

UFCは今後ペレイラ対アデサンヤのリマッチを組む可能性があります。

アデサンヤは次の試合がリマッチになることを期待しているかとの質問に対して次のように語りました。

「もちろんだよ。これで10ヵ月で3試合だ。戦うたびに、君たちが名誉だと思っているベルトやその他のものを失うリスクがある。俺は一度だけ戦ってチャンピオンとしてリスクを負わないようにしたいわけではないから、全力を尽くす。イチかバチかやってみたらこうなったわけだ。もう一度言うけど、自分には偉大なるものになろうとする勇気があるんだ」