インタビュー・コメント

UFCチャンピオンのスターリング「セフード戦は感銘を受けない」

UFCバンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングの次の防衛戦の相手として、ヘンリー・セフードの名前が挙がっています。

セフードはフライ級、バンタム級の2階級チャンピオンになった後、2020年5月に現役を引退しています。

現在セフードは負けずして返上したバンタム級タイトルを再び奪還するためにタイトル挑戦を望んでいます。

スターリングは記者会見で、セフードと戦うことについて次のように語りました。

「誰も引退しろなんて言っていないだろう。みんな彼が復帰することはわかっていたよ。どんなバカな遊びをやっているんだ?彼の問題だよ。この階級は時間が経っていて、彼が3年前に成し遂げたことは今みんながやっていることに比べたら全然足元にも及ばない。彼を追い越してしまったような気がするね。彼は賢いヤツだし、だんだん年を取ってきているが、その試合に感動させられることはないよ。朝起きてからヘンリー・セフードと戦うんだなんて思わないよ。(ショーン)オマリーと戦うなら、大きな試合になるなって思う。(マルロン・)チト・ヴェラと戦うなら危険な試合になるなって思うだろう。ヘンリーなら非常に痛いヤツ(King of Cringe)とでも呼ぶべき選手と戦っているようなものだよ」

スターリングはセフードに勝てばレガシーが増えることを理解しているものの、セフードが長期間休んでいたことからそれが軽減されると語っています。

「もし俺がセフードを倒せば、ゴロゴロ寝ていたヤツを倒したってことになるだろう。彼は3年間も休んでいたんだ。 常に信用を落とそうとする人たちのシナリオが存在する。なら実際にここで戦っている人たちと戦えばいいのでは?No.1を倒したヤツがNo.1なんだから、そいつと戦わせて欲しいね」