インタビュー・コメント

マゴメド・アンカラエフ「ようやくチャンスが巡ってきた」

UFC282のメインイベントでは当初イリー・プロハースカ対グローバー・テイシェイラによるライトヘビー級マッチが行われる予定でした。

しかしチャンピオンのプロハースカが負傷欠場とタイトル返上を決定したことで、代わりにセミメインで予定されていたヤン・ブラホビッチ対マゴメド・アンカラエフが空位となったタイトルをかけてメインで戦うことになりました。

アンカラエフは今週行われた記者会見で、長い間タイトルマッチを待ち望んでいたと語りました。

「ついにこの日がやってきた。長い間待ち望んでいた日だよ。土曜日には我々の価値を示して奪い取るつもりだ。1歩ずつ着実に進んできた。ある時点まで俺にはタイトルマッチのチャンスが与えられないんじゃないかと思っていたからね」

「対戦相手としてブラホビッチのことを悪く言うことができないよ。彼は素晴らしい選手だし、素晴らしい男だ。でもこの試合は俺の夢なんだ。これは俺にとってチャンスだ。タイトルを持ってオクタゴンから出られるなら、自分にできることは何でもやるよ」

アンカラエフがこの試合でタイトルを獲得することができれば、防衛戦の相手としてグローバー・テイシェイラ、ケガから回復すればイリー・プロハースカなどがいます。

アンカラエフは誰が対戦相手になっても問題ないとし、ベルトを持って逃げることはないと語りました。

「俺はここにいるし、どこにも行くつもりはないよ。だからこのタイトルを手に入れたからといって、逃げようとは思っていない。戦う準備ができている選手を待つつもりだよ。俺のベルトを奪いたいヤツは誰でもいい。何度でも戦うよ」