インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキー「ライト級挑戦でより強さが増している」

2月11日にオーストラリアで開催されるUFC284では、イスラム・マカチェフ対アレクサンダー・ヴォルカノフスキーによるライト級チャンピオンシップが行われます。

ヴォルカノフスキーは現在フェザー級チャンピオンであることから、チャンピオン同士の対戦となります。

この試合ヴォルカノフスキーはアンダードッグになっているものの、イスラエル・アデサンヤのYouTubeでマカチェフに勝つ自信を示しました。

「みんな自分がアンダードッグでいるのが好きだと言うけど、俺も同じだよ。それが挑戦であり、アンダードッグであることは疑う人や嫌う人に対する証明にもなる。気にしないようにしているけど、もう少し練習してこいつらを黙らせるぞとは思っているよ。そういう戦いがしたくなるんだ。フェザー級でどの試合にしようか迷っていたところにライト級の話が舞い込んできて、それが自分の望みになったという感じだね。そのおかげですでにこれだけ良い選手になったのだから、やってよかったと思う。もっと強くならなければならない、テイクダウンのディフェンスを強化しなければならないと自分に言い聞かせながら、階級を上げて増量しているうちに、突然以前の2倍の強さになったんだ。ディフェンスはバッチリだ。俺にぶつかればレンガの壁のように感じるはずだ。お互いにつかみ合ったりすればすぐにそれを感じるよ。すでにかなり強さを増して、これからどうしようかと思うくらいだ」

身長や体格などでヴォルカノフスキーが不利だとする見方が多いものの、フェザー級でも慣れていることから意に介さないと語りました。

「俺はいつも背が低い。フェザー級の選手でさえ俺より背が高いんだ。でも顔を見ていると、こいつは大きくないなって思えるんだ。多くの人の顔を見てきた。今までの試合でもそうだった。直近4~5試合は、オクタゴンの中にいるとすぐに顔が変わってしまう。10秒あればすぐに顔が変わるよ。突然サイズがどうでもよくなって、俺のフットワークが良くなって相手を当惑させる。そして相手をつかまえるとまた問題が発生する。俺をつかまえようとすると、小さなレンガの壁になって別の問題が発生するんだ。そのとき相手は崩れ始める。イスラムはまさにそうなりそうだ。特に彼の様子を見ているとね。彼は本当に自分が強くなりすぎると思っているのがわかるんだ」

ヴォルカノフスキーは体格差よりもマカチェフのグラップリングに注意するべきだと語っています。

「俺がどれだけ多くの問題を与えられるかだね。みんなあれやこれやと言っている。一つ心配なことがある。世間では彼の強さや大きさが話題になっているが、俺はあまり気にしていない。気にしているのはグラップリングだよ。彼が何をやろうとしているかは明らかだ。彼はもっと心配することがあるはずだ。彼の打撃がダメだとは言っていないよ。彼は計算高くて忍耐強く、物事を上手くこなし、それが彼の試合にとてもよく合っている。だが彼はもっと多くの問題を抱えている。俺にとってはグラップリングが大きな問題だが、そのための準備をやっている。やるべきことをやっているよ」