UFCフェザー級チャンピオンのアレキサンダー・ヴォルカノフスキーは、2月12日にオーストラリアで開催されるUFC284で、ライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフに挑戦します。
オッズはずっと変わらずマカチェフが優勢となっており、挑戦者のヴォルカノフスキーはアンダードッグとなっています。
ヴォルカノフスキーは『The MMA Hour』に出演し、劣勢な状況を楽しんでいると語っています。
「楽しみだし、全て順調だよ。特にライト級に上がってタイトル戦を戦いたいし、自分のレガシーとして残しておきたい。以前はこんなことを話したことがなかった。昔はレガシーファイトの話などしたことがなかったけど、今ではすっかりレガシーファイトの話ばかりしているよ。今はビッグファイトに賛成だし、アンダードッグストーリーが大好きだ。俺はアンダードッグやみんなに身長が小さいとか言われるのが好きなんだ。そのことがストーリーを盛り上げて勝利につながるからね」
「俺の身長が小さい、ダゲスタンのレスリングが上手すぎる、そういったことも含めて俺のことを疑っている人もたくさんいるだろう。それはいいことだ。でも覚えておいて欲しい。俺が勝ち名乗りを上げたら話を変えるなよ。それはみんなに理解してもらわなければならないことだ。もし俺が勝ったら、彼は誰とも戦っておらず初防衛戦だったんだって。勝利を逃すと、突然試合前に言われていたような人間ではないような態度をとる。今の彼の姿を思い出して欲しい。俺が勝っても彼を担ぎ上げたままにして欲しい。そんなバカげたことを変えないでくれよ」
マカチェフはUFC284でハビブ・ヌルマゴメドフがコーナーに不在であることをすでに明らかにしています。
しかしヴォルカノフスキーはそれを言い訳だし、マカチェフが負けたときの理由にしないで欲しいと語りました。
「最初は驚いたがそんなことはどうでもいいし、イスラムは姿を現すことになる。そういった話を推す人がいるのはわかっているけどね。結局のところ、イスラムは素晴らしい選手だ。彼はやるべき仕事をこなしているし、ハビブもそう言うだろう。だから何度も言うが、俺が勝っても文句を言うなよ。これは言い訳なんだ。彼はハビブがコーナーにいない状況で何度も戦っている。彼はハビブがいなくてもいなくても、とにかくオクタゴンに姿を現すつもりだろう。だからこれまでと同じようにイスラムに対しても準備をしている。もし俺の計画通りに事が運んだとしても、話をすり替えたり言い訳をしたりしないで欲しいね」