UFC284のメインイベントでは、ライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフがフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーに判定で勝利して、タイトル防衛に成功しました。
しかし拮抗した試合展開となっており、再戦を求める声も出てきています。
ライト級ランキング4位にいるベニール・ダリウシュは『MMA Junkie Radio』に出演し、このライト級タイトル戦についてコメントしました。
「彼らの試合にありもしない欠点が見え始めている。人間離れした男たちがぶつかり、偉大な選手たちがぶつかり合うからこそ、こういうところが見えてくるんだろうね。どちらの立場からも素晴らしい戦いだったと思う。ヴォルカノフスキーはツァルキヤン戦以外に試合映像を見ていなかったけど、彼の試合の何が欠けていて具体的に何を活かせばいいのか、私の考えを確かめることができたよ」
「見て驚いたのは、ヴォルカノフスキーは私が予想していたよりもずっとあごを高く上げていたことだ。コンボを決めるときにあごを高く上げていたね。だからヴォルカノフスキーの他の試合では見られなかった新しいものを見たんだ」
この試合はパウンド・フォー・パウンドランキングの1位と2位の対戦となりました。
ダリウシュは彼らが最高の選手だと認めながらも、あくまでも自身が1番の選手であると主張しました。
「2人とも素晴らしいと思ったよ。止められない力と動かせないものが出合った、そんな感じがしたね。とても良い選手たちだ。(パウンド・フォー・パウンド)1位と2位だったからと言う人もいるかもしれない。私がそう言わないのは、自分が世界一の選手だと信じているからだ。つまり最高の選手同士がぶつかり合っているということだね」
なおダリウシュは5月6日に開催されるUFC288で、ライト級ランキング1位のチャールズ・オリベイラと対戦する予定となっています。