今週末にラスベガスで開催されるUFC285では、ジョン・ジョーンズ対シリル・ガーヌによるヘビー級チャンピオン決定戦が行われます。
ジョーンズにとって約3年ぶりの復帰戦となる試合です。
ジョーンズは戦績が26勝1敗となっており、この1敗は2009年にマット・ハミル戦での肘打ちによる反則負けとなりましたが、ノーコンテストにするべきだとの声もありました。
UFCのダナ・ホワイトは『The Jim Rome Show』のインタビューで、ジョーンズの戦績に1敗がついたのは残念だとし、無敗であるべきだと主張しました。
「現実的に彼がこれまで戦ってきた相手を見てみると、一度も負けたことがない。1敗が彼の記録に残っていることが、私には残念でならない。26勝1敗だ。知らない人のために説明しておくと、この試合はネバダ州アスレチックコミッションが非常に弱かったときで、試合を止めたレフェリーがジョーンズを敗者と呼んでいたんだ。彼が支配していたし、フィニッシュするべき試合だった。ジョーンズを失格にするのではなく、試合を止めるべきだったんだ。ジョーンズは27勝無敗であるべきだね」
「あの試合は止められるべきだったし、終わるべきだった。そしてジョーンズは27-0になるべきだ。その1試合を記録から抹消するために一生懸命がんばったのだが、なかなか上手くいかなかったよ。ひどい話だね。私が何度も言ってきたように、オクタゴンにいるべきではないレフェリーだよ。しかしどうするんだ?」
かつてUFCのパウンド・フォー・パウンド1位に君臨していたジョーンズですが、ホワイトは今でもジョーンズが1位に相応しいと語りました。
「ジョン・ジョーンズがパウンド・フォー・パウンドのNo.1でなければならない。これだけは言えるが、ジョン・ジョーンズは普通の人とは明らかに違うんだ。彼がこの会社にやってきたときからそうだった。全ての疑問は、土曜日の夜に解決されるよ」