インタビュー・コメント

ジョーンズに敗れたシリル・ガーヌが自身のパフォーマンスに苛立つ

UFC285のメインイベントでは、ジョン・ジョーンズがシリル・ガーヌを第1ラウンドサブミッションで破り、新UFCヘビー級チャンピオンとなりました。

ガーヌはこれまでキャリア11勝1敗で、この1敗もフランシス・ガヌーに判定で敗れたものでしたが、初めてフィニッシュされることになりました。

ジョーンズに敗れたガーヌは試合後の記者会見で、言い訳はなく負けた自分への苛立ちを語りました。

「もちろんがっかりしているよ。でも一番大きいのは自分に対する怒りだ。本当に腹が立つよ。なぜなら試合を受け入れたけどショート・ノーティスではなかった。時間はあまり長くはなかったが、たくさん練習して時間を費やした。スパーリングパートナーと一緒に練習し、パートナー、コーチ、家族と多くの時間を過ごしたけど、それが試合中に出すことができなかったから、自分に対して本当に腹が立っているんだ。怒りがこみあげてくるよ」

メインイベントでのパフォーマンスで最も残念だったことは何かと尋ねられたガーヌは、全てだと語りました。

「全てだ。最初の打撃も入場もね。チャンスはあったがクリンチに入ってグラウンドになると、彼は俺の背中に抱きつこうとした。背後をディフェンスして正面を向こうとしたら仕留めようとしてきたけど、彼はギロチンが上手くないから安心していたが、レフェリーの方が怖かったんだ。コーチが『その体勢でいるな。悪いポジションだ』とトレーニング中に言っていたからね。だから動こうとしたら、ジョーンズは俺が動いたのと同じタイミングでそれを読んで絞め上げてきた。最悪だったね。短い時間だったが、彼は間違いなく本物のヘビー級だと感じたよ」

ジョーンズは試合前にガーヌの欠点としてグラウンドの技術を挙げていました。

ガーヌはこれからジムですぐにグラウンドの練習をすると語っています。

「これが初めての本当の負けだよ。フランシスとの負けは俺にとって大きな負けではなかった。学びにはなったが、あまり大きな負けではなかったんだ。だが今回は本当の負けだ。だから今はこれを過去のものとして、将来に向けて前に進まなければならないから、そのままジムに戻ることにするよ。まずはジムに戻ってグラウンドを鍛えようと思っている。彼はグラウンドにおいて本当にハイレベルなレスラーで、我々もたくさん練習したけど、俺は反射神経が良くないんだ。だから自分自身に対してすごく腹が立つ。これから頑張るよ」