インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキーがジョーンズのPFP1位について語る

今月のUFC285でジョン・ジョーンズがシリル・ガーヌを下し、新UFCヘビー級チャンピオンになりました。

これによりパウンド・フォー・パウンドランキングはこれまでフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーが1位だったものの、ジョーンズが一気に1位を獲得しました。

ヴォルカノフスキーは『Steve-O’s Wild Ride! 』に出演し、1試合勝利しただけでパウンド・フォー・パウンドが変更したことについて語りました。

「みんなその話題が大好きだね。それは重要なことだ。正直に言うと、チャンピオンになることは素晴らしいことで、パウンド・フォー・パウンド1位になることはもっと素晴らしいことなのだが、ジョン・ジョーンズにそれを奪われてしまったね(笑)。全てのランキングでそんなことが起こるとは思わないが、UFCはそうだね」

「彼は実際に、最近成し遂げたことは上手くいっていると言っていた。4年前ならたくさんのことを成し遂げていたかもしれないが、今とは関係ないことだ。パウンド・フォー・パウンドではないし、今何をやっているかもわからない。だからやっぱり常に今何をやっているかが関わってくるんだ」

ヴォルカノフスキーは、ジョーンズがパウンド・フォー・パウンドの議論に加わることの難しさを語っています。

「3年間で1試合戦っただけなのは、まさにその通りだ。でも彼が成し遂げたこと、少なくとも上の階級に転向したわけだが、パウンド・フォー・パウンドに影響を及ぼすことを示した。我々がこの3年間で成し遂げた全てを見て欲しいし、多くの人たちも同意するだろう。だが同時にジョン・ジョーンズの戦績も見て欲しい。俺は本当にそう主張することができるだろうか?彼は史上最高の選手の一人になるだろう。クソッ、何をすればいいんだって感じだよ」

またヴォルカノフスキーは、ジョーンズ対シリル・ガーヌについてもコメントし、ジョーンズのレスリング能力を称賛しています。

「彼(ジョーンズ)はレスリングをするべきだと思ったよ。もし彼が(ガーヌを)つかまえようとするならば、あらゆる手段を駆使すれば上手くいくはずだよ。彼にとっての最大の問題は、ヘビー級の選手が彼に打撃を加えることだと思う。だがレスリングに関しては、全てのヘビー級選手にも勝ると思うよ。スティーペでさえもね。ジョン・ジョーンズのレスリングはすごいんだ。過小評価されているわけではなく、みんな知っていることだと思う。彼はDC(ダニエル・コーミエ)でさえもテイクダウンをしていたからね。彼の能力は普通じゃないよ」