インタビュー・コメント

ショーン・オマリー「ヤンは勝利を取り返すためメラブと戦った」

元UFCバンタム級チャンピオンのピョートル・ヤンは、直近5試合で4敗となっています。

先週末に開催されたUFCファイトナイトでは、メラブ・ドバリシビリに判定で敗れて、現在はバンタム級ランキング4位となっています。

UFC280でヤンに勝利したショーン・オマリーは、チャンピオンのアルジャメイン・スターリング対ヘンリー・セフードの勝者と次に対戦することが濃厚となっています。

オマリーは『TimboSugarShow』で連敗中のヤンについて言及し、自身がヤンに勝ったことから責任を感じていると語りました。

「心の中では純粋にピョートルに申し訳ないと思っていたよ。ただでさえ怖い存在なのに、ダスティン・ポイエーが彼を最高のボクサーで、パウンド・フォー・パウンドにいて、この階級で最もヤバいヤツで、みんなが恐れていると言っていた。その後アルジョ(スターリング)にイリーガル・ニーを食らわせた。そして再戦でアルジョに惜敗する。さらには俺にも負けるんだ。彼はちょっと違うように見えたけど、それだけメラブが良いということかもしれない。メラブがそう見えるように仕向けただけかもしれないね。俺がピョートルから少し何か奪っていった、そんな気がするよ」

メラブ・ドバリシビリと対戦したヤンの気持ちをオマリーは言及しています。

「もしかしたら俺が彼のことを知らないだけなのかもしれない。(メラブのテイクダウン49回の試みは)常軌を逸しているよ。(ヤンの)ディフェンスもまた異常だ。彼は本来なら負けるはずのない俺に負けたことを恥ずかしく思っていたんだろう。俺はかなりの腕前だけど、ピンクの髪でかわいい俺には負けたくなかったんだろうね」

「彼は俺に負けたことがとても恥ずかしく、あのときの勝利を取り返したいと思っていたんだろうし、この階級でブッキングしていた。ロブ(フォント)やエイドリアン(ヤネス)など、この階級は全体的にブッキングが決まっている状態だ。メラブが唯一だったんだ。ピョートままではダメなんだルのいかに大胆不敵で強引かがよくわかるね。彼は気にせず、『メラブとやりたい。あの勝利を取り返さないといけない。シュガー・ショーン(オマリー)に負けたままではダメなんだ』と言ったんだ」