3月18日に開催されたUFC286では、ウェルター級チャンピオンのレオン・エドワーズがカマル・ウスマンを判定で破り、初防衛を果たしました。
そして次の挑戦者として、この試合のバックアップを務めたコルビー・コビントンが候補に挙がっています。
しかしエドワーズは試合後の記者会見で、1年間試合をしていないコビントンが挑戦者になるべきではないと語りました。
「わけがわからないね。彼は1年半以上戦っていないんだ。休んでいる。ケガをしていないのにね。この階級では他の選手が活躍しているにもかかわらず、彼がタイトル戦に割り込んだというのは納得がいかない。今は俺がチャンピオンなんだ。自分の力で切り開いてきたのだから、次の挑戦者は俺が決めるべきだと思っているよ」
エドワーズはコビントンよりも、かつてバックステージで乱闘騒ぎを起こしたことのあるホルヘ・マスヴィダルとの対戦に興味を示しています。
マスヴィダルは4月8日のUFC287でギルバート・バーンズと対戦する予定です。
エドワーズはもしマスヴィダルがバーンズに勝利すれば、次の挑戦者としてマスヴィダルを選ぶことを示唆しました。
「もしマスヴィダルがバーンズを倒せば、ペイパービュー的にはその試合になる。コルビーがケガもしてないのに1年も休んでいて、タイトルマッチに割り込んでくるなんてあり得ないよ。俺は12戦してそこに辿り着いたんだ。俺がタイトル挑戦を狙っていたとき、彼は『あいつは誰だ?誰だかわからない』と言っていたのに、今では俺がチャンピオンになっている」
「俺は彼(マスヴィダル)が嫌いなんだ。だからやる必要があるのはそっちだと感じている。そっちにはストーリーがあるような気がするんだ。もし彼が仕事を成し遂げるなら検討するよ。もし彼がお願いしてきたら、彼をここに割り込ませるかもしれないね」