今週末に開催されるUFC287のメインイベントでは、アレックス・ペレイラ対イスラエル・アデサンヤによるミドル級チャンピオンシップが行われます。
昨年11月のUFC281では、ペレイラが当時チャンピオンだったアデサンヤに第5ラウンドKOで勝利してミドル級タイトルを獲得しました。
アデサンヤはこれまで防衛を続けてきたこともあり、今回のUFC287では即時再戦となりました。
ペレイラは今週行われたメディアデーで、もしアデサンヤが自分のチームにいたら、すぐの再戦はやらせなかっただろうと語りました。
「もし彼が私のチームにいたら、今この試合をやるなよと言うだろうね。彼は素晴らしいキャリアを歩んできたが、私との対戦は上手くいかないことがわかったんだから、今この試合をするのは絶対にやめたほうがいいと思う。1〜2試合戦って、その後にまた挑戦すればいいんだ」
「彼が自分で判断していて、自分のやりたいことを口に出しているんだろう。わからないけどね。私やグローバー(テイシェイラ)とは違うんだ。我々はチームで色々と話をする。選手を導かなければならない。なぜなら真のファイターにこの人と戦いたいかと聞かれたら、必ずイエスと答えるだろうからだ。しかし時にはそれが適切なタイミングでないこともある。だからお互いが理解し合えるチームでなければならないんだ。エゴを捨てれば物事は上手くいく。グローバーとはよく話をするよ。彼は経験豊富だし、私は絶対に彼の言うことに耳を傾けるんだ。アデサンヤは耳を傾けなかったんだと思う。多くの重要な人たちが、この試合はやるなと言ったんだと思うが、最終的な判断は彼にある。それは選手として彼のエゴだろうが、それでいいならやってやるよ」
ペレイラはもし今回もアデサンヤに勝利すれば、キックボクシング時代も含めて4勝無敗になることから、これが最後の対戦になるだろうと語りました。
「今彼を倒せば、2度と彼と戦うことはないだろうね」